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第79集団軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第79集団軍
創設 1935年
所属政体 中華人民共和国の旗 中国
所属組織 中国人民解放軍陸軍
部隊編制単位
所在地 遼陽市
上級単位 北部戦区
担当地域 中国東北部
戦歴 第二次世界大戦
国共内戦
朝鮮戦争
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第79集団軍第79集团军、元第39集団軍)とは、中国人民解放軍陸軍の軍級部隊。快速反応集団軍。北部戦区、かつての瀋陽軍区に所属する。全軍の戦略予備部隊として、ロシア及び朝鮮半島の軍事情勢を警戒する。

歴史

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第39集団軍の前身は、紅軍時代の紅15軍団である。第15軍団は、長征により陝北に辿り着いた紅25軍と陝北ソビエト区の紅26軍を基盤として、1932年に編成され、徐海東(後に程子華)が軍長に、呉煥先が政治委員に任命された。周恩来の指示により、紅25軍は征西の途に着き、残余部隊から紅28軍が編成された。

朝鮮戦争勃発後、第39軍は、第1兵団の編成下で戦闘に参加した。第1次戦役中、雲山でアメリカ第1騎兵師団と交戦し、第8騎兵連隊を撃破し、増援に来た第5騎兵連隊を壊滅させた。

帰国後、遼東半島に駐屯。1985年、集団軍に改編され、快速反応集団軍に指定された。

編制

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軍部(司令部)は、遼寧省遼陽にあるとされている。

  • 第115自動車化歩兵師団(遼寧省営口蓋州)
  • 第116機械化歩兵師団(遼寧省鞍山海城)
  • 第190機械化歩兵旅団(遼寧省本溪) (もと第64軍)
  • 第?機械化歩兵旅団(所在地不明)[1]
  • 第3装甲師団(吉林省四平)
  • 砲兵旅団(遼寧省遼陽)もと第7砲兵師団
  • 防空旅団(遼寧省大連金州区三十里堡鎮)もと第74高射砲師団
  • 第9陸軍航空連隊(遼寧省遼陽)
  • 第6工兵連隊(大連旅順)
  • 化学防護連隊(遼寧省瀋陽蘇家屯区陳相屯鎮)
  • 通信連隊(遼寧省営口大石橋)
  • 電子対抗連隊(瀋陽蘇家屯)
  • 教導大隊(遼寧省遼陽)
  • 司訓大隊(遼寧省海城)
  • 特種大隊(遼寧省葫芦島)もと第40軍第120師団第358連隊

歴代軍長

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第39集団軍軍長
職名 氏名 階級 在任期間 出身校 前職
軍長 王建民 少将 1995年11月 - 1999年4月 第23集団軍軍長
軍長 艾虎生
第39集団軍政治委員
職名 氏名 階級 在任期間 出身校 前職
政治委員 張烈英

参照

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  1. ^ IISS, The Military Balance 2013, Routledge,2013, p. 292