第50宇宙航空団 (アメリカ軍)
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第50宇宙航空団 | |
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創設 | 1949年- |
国籍 | アメリカ合衆国 |
軍種 | アメリカ空軍 |
上級部隊 | 第14空軍 |
基地 | コロラド州シュリーヴァー空軍基地 |
渾名 | 50SW |
第50宇宙航空団(50th Space Wing)は、アメリカ空軍空軍宇宙軍団第14空軍に属する組織。主に空軍の人工衛星の追跡・監視・制御を主任務としている。
1949年5月16日に新編され、1991年までは再編成を繰り返しつつも、戦闘機または戦闘爆撃機部隊であった。1992年の再編成・復帰編成により、それまで人工衛星運用を担当していた第2宇宙航空団(2SW)の任務を引き継いでいる。グローバル・ポジショニング・システム衛星(GPS)の運用も任務に含まれている。人員は約4,000名以上。
編成
[編集]- 第50任務支援群(50th Mission Support Group):部隊の運営管理・後方支援
- 第50建設隊(50th Civil Engineer Squadron):基地・部隊施設の整備
- 第50契約隊(50th Contracting Squadron):契約・会計管理
- 第50戦力支援中隊(50th Force Support Squadron):事務・教育・福利厚生担当。
- 第50兵站即応小隊(50th Logistics Readiness Flight):兵站支援。
- 第50警備隊中隊(50th Security Forces Squadron):基地の警備。
- 第50ネットワーク作戦群(50th Network Operations Group):衛星運用システム・ネットワークの維持管理。
- 第21宇宙作戦中隊(21st Space Operations Squadron):広帯域通信担当。
- 第22宇宙作戦中隊(22d Space Operations Squadron):追跡ステーション担当。
- 第23宇宙作戦中隊(23d Space Operations Squadron):通信システムの管理・提供
- 第50宇宙通信中隊(50th Space Communications Squadron)
- 第50作戦群(50th Operations Group):管轄する人工衛星の追跡・監視・制御
- 第1宇宙作戦中隊(1st Space Operations Squadron):宇宙配備宇宙監視衛星などを担当。
- 第2宇宙作戦中隊(2d Space Operations Squadron):グローバル・ポジショニング・システムなどを担当。
- 第3宇宙作戦中隊(3d Space Operations Squadron):通信衛星(DSCS)担当。
- 第4宇宙作戦中隊(4th Space Operations Squadron):通信衛星(MILSTAR)担当。
- 第50作戦支援中隊(50th Operations Support Squadron):訓練担当。
沿革
[編集]系譜
[編集]- 第50戦闘航空団(50th Fighter Wing)1949年5月16日新編 1949年7月1日編成解除
- 第50戦闘要撃航空団(50th Fighter-Interceptor Wing)1950年3月1日改編 1951年6月2日編成解除
- 第50戦闘爆撃航空団(50th Fighter-Bomber Wing)1952年11月15日改編 1953年1月1日復帰編成
- 第50戦術戦闘航空団(50th Fighter-Bomber Wing)1958年7月8日改編 1991年9月30日編成解除
- 第50宇宙航空団(50th Space Wing):1992年1月1日改編 1992年1月30日復帰編成
所属
[編集]- 第1空軍:1949年7月1日-
- 東部防空軍:1950年9月1日-
- 第9空軍:1953年1月1日-
- 第12空軍:1953年8月9日-
- 在欧アメリカ空軍:1958年1月1日-
- 第17空軍:1959年11月15日-
- 空軍宇宙軍団:1992年1月30日-
- 第14空軍:1993年9月20日-