第3期女流プロ名人位戦 (将棋)
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第3期 女流プロ名人位戦 | |
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開催期間 |
三番勝負 : 1976年11月 _日 - 1976年11月 _日 挑決リーグ : 1976年11月 _日 - 1976年11月 _日 |
第2期 女流名人 | 蛸島彰子(通算2期/連続2期) |
挑戦者 | 森安多恵子 |
第3期 女流名人 | 蛸島彰子(通算3期/連続3期) |
女流プロ名人位戦 < 第2期第4期 > |
第3期女流プロ名人位戦(だい3きじょりゅうプロめいじんいせん)は、1976年度の女流プロ名人位戦である。
三番勝負
[編集]1976年11月16日 - 1976年11月26日
日程 (1976年) | 第1局 | 第2局 | 第3局 | 結果 | ||
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11月16日 | 11月26日 | ※ | ||||
(会場) 対局者 |
東京都 渋谷区 ( ) 千駄ケ谷 |
東京都 渋谷区 ( ) 千駄ケ谷 |
※ | |||
将棋会館 | 将棋会館 | ※ | ||||
第2期 女流名人 蛸島彰子 女流名人 |
○ | 先 | ○ | - | (2勝) 女流名人 防衛 | |
挑戦者 森安多恵子 女流1級 |
先 | ● | ● | - | (0勝) 女流二段 昇段 | |
110手 | 121手 |
※ 第1局と第3局では手番の先後を振り駒で決定。
※ 第3局は実施されず。
- 森安多恵子女流1級は1976年11月26日付で女流二段に特別昇段(女流初段は「飛び級」)
挑戦者決定リーグ
[編集]- 10名の女流棋士が5名ずつ2組(紅組・白組)に分かれ総当たりのリーグ戦を実施。
その後、リーグ勝者同士で挑戦者決定戦を実施。 - 同成績の場合の上位者は、開始順位の上位者。
- 持ち時間:各2時間(チェスクロック方式)
挑戦者決定戦
[編集]紅組勝者 対 白組勝者による挑戦者決定戦。
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紅組
[編集]挑戦者決定戦 進出(1名): 森安多恵子 女流1級
順位 | 女流棋士 | 勝 | 負 | 最終 成績順 |
対戦者 | |||||
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多田 | 村山 | 鎌田 | 杉崎 | 森安 | ||||||
1 | 多田佳子 | 女流二段 | 1 | 3 | 3位 | - | ● | ● | ○ | ● |
2 | 村山幸子 | 女流初段 | 3 | 1 | 2位 | ○ | - | ○ | ○ | ● |
3 | 鎌田睦美 | 女流1級 | 1 | 3 | 4位 | ○ | ● | - | ● | ● |
4 | 杉崎里子 | 女流1級 | 1 | 3 | 5位 | ● | ● | ○ | - | ● |
5 | 森安多恵子 | 女流1級 | 4 | 0 | 1位 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
白組
[編集]挑戦者決定戦 進出(1名): 関根紀代子 女流二段
順位 | 女流棋士 | 勝 | 負 | 最終 成績順 |
対戦者 | |||||
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関根 | 山下 | 寺下 | 佐藤 | 谷川 | ||||||
1 | 関根紀代子 | 女流二段 | 4 | 0 | 1位 | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
2 | 山下カズ子 | 女流初段 | 2 | 2 | 3位 | ● | - | ● | ○ | ○ |
3 | 寺下紀子 | 女流二段 | 3 | 1 | 2位 | ● | ○ | - | ○ | ○ |
4 | 佐藤寿子 | 女流1級 | 0 | 4 | 5位 | ● | ● | ● | - | ● |
4 | 谷川治恵 | 女流1級 | 1 | 3 | 4位 | ● | ● | ● | ○ | - |
参考文献
[編集]- 近代将棋 1976年12月号[1]
脚注
[編集]- ^ 『近代将棋 1976年12月号』169頁。 - 国立国会図書館デジタルコレクション収蔵