第24輸送航空隊 (国家人民軍)
第24輸送航空隊 Transportfliegerstaffel 24 | |
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創設 | 1960年3月1日 - 1991年6月30日 |
国籍 | 東ドイツ |
軍種 | 空輸部隊 |
上級部隊 | 国家人民軍航空軍 FO FMTFK |
基地 | ドレスデン飛行場 |
第24輸送航空隊(ドイツ語: Transportfliegerstaffel 24, TS-24)は、国家人民軍(東ドイツ軍)航空軍が有した大隊規模の航空部隊である。物資・人員の空輸を主な任務としており、前線及び軍事輸送航空隊指揮所(Führungsorgan Front- u. Militärtransportfliegerkräfte, FO FMTFK)に所属した。
歴史
[編集]創設
[編集]1963年5月2日、国防大臣が署名した14/63号命令(Befehl 14/63)に基づき、デッサウ飛行場にて第17輸送航空団(Transportfliegergeschwader 17, TG-17)の一部を持って第27輸送航空隊(Transportfliegerstaffel 27, TFS-27)が創設された。またこの部隊に対する各種支援を行う付属部隊として第27航空技術大隊(Fliegertechnische Bataillon 27, FTB-27)が設置された。
基地の移動と部隊名の改称
[編集]1963年10月、部隊はドレスデン飛行場に移動する。1971年12月1日、部隊は第24輸送航空隊(TFS-24)及び第24航空技術大隊(FTB-24)に改称される。1975年以降は略称がTS-24に改められた。
構成
[編集]第24輸送航空隊は、4個輸送機ケッテ(Transportfliegerketten)と2個航空写真ケッテ(Luftbildketten)で構成されていた。
特別な活動
[編集]航空軍士官学校で4年および最終年度に行われる誘導員演習には、第24輸送航空隊のAn-26輸送機が使用されていた。また地上軍の降下猟兵部隊である 第40航空突撃連隊の輸送及び訓練にも同機が使われた。
連邦軍への移管と解体
[編集]1990年10月3日、第24輸送航空隊は連邦空軍の航空輸送集団に移管され、第65空輸航空団(Lufttransportgeschwader 65, LTG 65)に統合された。後に第65空輸航空団付ドレスデン・クロチェ空輸隊(Lufttransportgruppe Dresden-Klotzsche des LTG 65)と改称され、1992年11月に解散した。
外部リンク
[編集]参考文献
[編集]- Franz Spur (2002). Militärtransportflieger Dessau–Dresden. Ein Beitrag zur 35-jährigen Geschichte des DDR-Transportflugwesens. AeroLit. ISBN 3-935525-08-7
- Lutz Kobert, Ulrich Jeschke; Fliegerrevue extra Nr. 2 (2003). NVA-Transportfliegerkräfte. Spezial- und Auslandseinsätze der TS-24. Möller. ISSN 0941-889X