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第235機械化歩兵旅団 (人民解放軍陸軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第235機械化歩兵旅団
再編成 1998年
所属政体 中華人民共和国の旗 中国
所属組織 中国人民解放軍陸軍
部隊編制単位 旅団
兵科 歩兵
兵種/任務 機械化歩兵
愛称 済南第一団(济南第一团
上級単位 第27軍
最終上級単位 第27集団軍
最終位置 河北省邢台
戦歴 国共内戦
朝鮮戦争
ベトナム戦争
中越戦争
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第235機械化歩兵旅団(だい235きかいかほへいりょだん、第235机械化步兵旅)は、中国人民解放軍陸軍の旅団の1つ。第27集団軍に所属する。旧第79師団だが、旅団改編の際、「済南第一団」の称号を有する配下の第235連隊のナンバーが取られた。

歴史

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膠東八路軍の部隊を前身とする。国共内戦中、萊蕪戦役、泰蒙戦役、孟良崮戦役、南麻臨朐戦役、膠東保衛戦、膠高追撃戦、萊陽保衛戦に参加した。

  • 1948年 - 済南戦役中、第25師第73団(後の第235団、現第235旅第1営)は、東南部から市内に突入し、中国共産党中央軍事委員会から「済南第一団」の称号を授与された。後に、淮海戦役、渡江戦役、上海戦役に参加。
  • 1950年代 - 朝鮮戦争に参加。柳潭里地区において、アメリカ第1海兵師団と交戦。
    • 第5次戦役 - 東部戦線で突撃任務を遂行し、米韓軍の防衛線を突破した。後に金城防御作戦に参加。
  • ? - 帰国後、無錫に駐屯
  • 1969年 - 珍宝島事件後、北上し、河北省邢台に駐屯
  • 1987年 - 老山地区(中越戦争)に転戦し、大戦果を挙げた。第235団第4連(現第235旅第1営第2連)は、中央軍事委員会から「老山作戦堅守英雄連」の称号を授与された。
  • 1998年 - 軍縮により第79師は旅団に縮小され、第235旅に改編された。
  • 2002年 - 歩兵戦闘車を装備され、機械化歩兵旅団となった。

編制

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旅団は、4個装甲歩兵大隊、2個戦車大隊、1個砲兵連隊から成る。()内は、中国語名、名誉称号の順。

旅団直属部隊

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  • 警衛・偵察中隊 (警偵連)
    • 警衛小隊 (警衛排)
    • 武力偵察小隊 (武偵排)
    • 儀偵小隊 (儀偵排)
  • 自動車中隊 (汽車連)
  • 旅団衛生隊 (旅衛生隊)
  • 教導隊
  • 指揮自動化工作站
  • 装備技術・後勤倉庫

装甲歩兵大隊

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装甲歩兵大隊(装甲歩兵営)は、第1~第4の番号が振られる。各大隊は、3個装甲歩兵中隊、1個装甲歩兵砲兵中隊から成る。装甲歩兵中隊は、装甲兵員輸送車又は歩兵戦闘車 x 10両を装備する。装甲歩兵砲兵中隊は、100mm砲小隊、82mm無反動砲小隊、35mm自動擲弾発射機小隊から成り、各小隊は各々4門を装備する。

  • 第1装甲歩兵大隊 (旧第235団)
    • 第2中隊 (第2連、老山作戦堅守英雄連)
  • 第2装甲歩兵大隊
  • 第3装甲歩兵大隊
  • 第4装甲歩兵大隊

戦車大隊

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戦車大隊(坦克営)は、第1、第2の番号が振られる。各大隊は、4個戦車中隊から成り、中隊は、戦車 x 10両を装備する(大隊長車を含めて、1個大隊で計41両)。

  • 第1戦車大隊
  • 第2戦車大隊

砲兵連隊

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  • 指揮中隊
    • 偵察小隊
    • 測地小隊
    • 通信小隊
  • 第1砲兵大隊 (地砲1営) - 152mm榴弾砲 x 18門
  • 第2砲兵大隊 (地砲2営) - 122mm榴弾砲 x 18門
  • 高射砲大隊 (高砲営)
    • 2個高射砲中隊
    • 1個防空ミサイル中隊
  • 対戦車大隊 (反担克営) - 100mm滑空砲とHJ73の混成
  • ロケット砲中隊 (火箭砲連) - 122mmロケット砲 x 6門

その他

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  • 工兵・化学大隊 (工化営)
    • 化学防護中隊 (防化連)
    • 地雷爆破中隊 (地雷爆破連)
    • 架橋中隊 (道橋連)
  • 通信大隊
    • 通信中隊
    • 無線電中隊
  • 修理大隊
    • 第1修理中隊
    • 第2修理中隊

歴代師長・旅長

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