第235機械化歩兵旅団 (人民解放軍陸軍)
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第235機械化歩兵旅団 | |
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再編成 | 1998年 |
所属政体 | 中国 |
所属組織 | 中国人民解放軍陸軍 |
部隊編制単位 | 旅団 |
兵科 | 歩兵 |
兵種/任務 | 機械化歩兵 |
愛称 | 済南第一団(济南第一团) |
上級単位 | 第27軍 |
最終上級単位 | 第27集団軍 |
最終位置 | 河北省邢台 |
戦歴 |
国共内戦 朝鮮戦争 ベトナム戦争 中越戦争 |
第235機械化歩兵旅団(だい235きかいかほへいりょだん、第235机械化步兵旅)は、中国人民解放軍陸軍の旅団の1つ。第27集団軍に所属する。旧第79師団だが、旅団改編の際、「済南第一団」の称号を有する配下の第235連隊のナンバーが取られた。
歴史
[編集]膠東八路軍の部隊を前身とする。国共内戦中、萊蕪戦役、泰蒙戦役、孟良崮戦役、南麻臨朐戦役、膠東保衛戦、膠高追撃戦、萊陽保衛戦に参加した。
- 1948年 - 済南戦役中、第25師第73団(後の第235団、現第235旅第1営)は、東南部から市内に突入し、中国共産党中央軍事委員会から「済南第一団」の称号を授与された。後に、淮海戦役、渡江戦役、上海戦役に参加。
- 1950年代 - 朝鮮戦争に参加。柳潭里地区において、アメリカ第1海兵師団と交戦。
- 第5次戦役 - 東部戦線で突撃任務を遂行し、米韓軍の防衛線を突破した。後に金城防御作戦に参加。
- ? - 帰国後、無錫に駐屯
- 1969年 - 珍宝島事件後、北上し、河北省邢台に駐屯
- 1987年 - 老山地区(中越戦争)に転戦し、大戦果を挙げた。第235団第4連(現第235旅第1営第2連)は、中央軍事委員会から「老山作戦堅守英雄連」の称号を授与された。
- 1998年 - 軍縮により第79師は旅団に縮小され、第235旅に改編された。
- 2002年 - 歩兵戦闘車を装備され、機械化歩兵旅団となった。
編制
[編集]旅団は、4個装甲歩兵大隊、2個戦車大隊、1個砲兵連隊から成る。()内は、中国語名、名誉称号の順。
旅団直属部隊
[編集]- 警衛・偵察中隊 (警偵連)
- 警衛小隊 (警衛排)
- 武力偵察小隊 (武偵排)
- 儀偵小隊 (儀偵排)
- 自動車中隊 (汽車連)
- 旅団衛生隊 (旅衛生隊)
- 教導隊
- 指揮自動化工作站
- 装備技術・後勤倉庫
装甲歩兵大隊
[編集]装甲歩兵大隊(装甲歩兵営)は、第1~第4の番号が振られる。各大隊は、3個装甲歩兵中隊、1個装甲歩兵砲兵中隊から成る。装甲歩兵中隊は、装甲兵員輸送車又は歩兵戦闘車 x 10両を装備する。装甲歩兵砲兵中隊は、100mm砲小隊、82mm無反動砲小隊、35mm自動擲弾発射機小隊から成り、各小隊は各々4門を装備する。
- 第1装甲歩兵大隊 (旧第235団)
- 第2中隊 (第2連、老山作戦堅守英雄連)
- 第2装甲歩兵大隊
- 第3装甲歩兵大隊
- 第4装甲歩兵大隊
戦車大隊
[編集]戦車大隊(坦克営)は、第1、第2の番号が振られる。各大隊は、4個戦車中隊から成り、中隊は、戦車 x 10両を装備する(大隊長車を含めて、1個大隊で計41両)。
- 第1戦車大隊
- 第2戦車大隊
砲兵連隊
[編集]- 指揮中隊
- 偵察小隊
- 測地小隊
- 通信小隊
- 第1砲兵大隊 (地砲1営) - 152mm榴弾砲 x 18門
- 第2砲兵大隊 (地砲2営) - 122mm榴弾砲 x 18門
- 高射砲大隊 (高砲営)
- 2個高射砲中隊
- 1個防空ミサイル中隊
- 対戦車大隊 (反担克営) - 100mm滑空砲とHJ73の混成
- ロケット砲中隊 (火箭砲連) - 122mmロケット砲 x 6門
その他
[編集]- 工兵・化学大隊 (工化営)
- 化学防護中隊 (防化連)
- 地雷爆破中隊 (地雷爆破連)
- 架橋中隊 (道橋連)
- 通信大隊
- 通信中隊
- 無線電中隊
- 修理大隊
- 第1修理中隊
- 第2修理中隊