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第18SS義勇装甲擲弾兵師団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第18SS義勇装甲擲弾兵師団 ホルスト・ヴェッセル
18. SS-Freiwilligen-Panzergrenadier-Division
"Horst Wessel"
第18SS義勇装甲擲弾兵師団の師団章
創設 1944年1月
廃止 1945年5月
所属政体 ナチス・ドイツの旗 ナチス・ドイツ
所属組織 武装親衛隊
部隊編制単位 師団
兵科 装甲擲弾兵(機械化歩兵)
通称号/略称ホルスト・ヴェッセル
(Horst Wessel)
担当地域 東部戦線独ソ戦
戦歴 第二次世界大戦
マルガレーテ作戦
ブダペスト包囲戦
上シレジア攻勢
スロバキア民衆蜂起
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識別
襟章
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第18SS義勇装甲擲弾兵師団『ホルスト・ヴェッセル』(だい18SSぎゆうそうこうてきだんへいしだん ホルスト・ヴェッセル、: 18. SS-Freiwilligen-Panzergrenadier-Division „Horst Wessel“)は、武装親衛隊の38個ある師団のうちのひとつであり、徴募されたドイツ系ハンガリー人を主力としていた。フランス人志願兵なども将兵に含まれていた。師団名は突撃隊員でナチ党の党歌『旗を高く掲げよ』(ホルスト・ヴェッセル・リート)の作詞者でもあるホルスト・ヴェッセルに由来する。

戦歴

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師団のIII号突撃砲(1944年12月、チェコスロバキア
1941年
  • 4月:師団の前身となる第1SS歩兵旅団が編成。専らパルチザン掃討戦に従事
1944年
  • 1月25日:クロアチアで旅団を装甲擲弾兵師団への改編命令。1万の補充はドイツ系ハンガリー人を強制徴用
  • 1月30日:『第18SS義勇装甲擲弾兵師団 ホルスト・ヴェッセル』とアドルフ・ヒトラー本人により命名
  • 6月22日:中央軍集団の前線崩壊により師団は約3000名のシェーファー戦闘団をドニエストル川陣地へ急派
  • 9月2日:スロバキアの武装蜂起鎮圧のためシェーファー戦闘団に緊急出動命令。ローゼンベルク付近でパルチザンと交戦
  • 11月2日:ハンガリーへ急派、ツァギファ河畔陣地へ投入されるも、三度にわたり陣地を放棄、武器を捨てて敗走したため戦線から引き揚げ
1945年
  • 1月5日:再編成に入るが、ラティボア方面のオーデル橋頭堡から出撃する赤軍に防衛戦を展開師団は空軍海軍国民突撃隊から兵員を補充したため士気は向上。2月13日の赤軍による攻勢を撃退
  • 4月初め:第17軍予備となり、チェコのオーバージーベンアイヒェン付近に投入
  • 5月7日:ライヒェンベルクまで後退。少人数グループに分かれてエルベを目指すが多くがチェコ・パルチザンに捕らえられ、処刑される

師団長

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隷下部隊

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  • 第39SS装甲擲弾兵連隊(SS-Panzergrenadier-Regiment 39)
  • 第40SS装甲擲弾兵連隊(SS-Panzergrenadier-Regiment 40)
  • 第18SS砲兵連隊(SS-Artillerie-Regiment 18)
  • 第18SS装甲大隊(SS-Panzer-Abteilung 18)
  • 第18SS整備大隊(SS-Instandsetzungs-Abteilung 18)
  • 第18SS高射砲大隊(SS-Flak-Abteilung 18)
  • 第18SS通信大隊(SS-Nachrichten-Abteilung 18)
  • 第18SS装甲偵察大隊(SS-Panzer-Aufklärungs-Abteilung 18)
  • 第18SS対戦車猟兵大隊(SS-Panzerjäger-Abteilung 18)
  • 第18SS工兵大隊(SS-Pionier-Bataillon 18)
  • 第18SS補給小隊(SS-Nachschubtruppen 18)
  • 第18SS医療大隊(SS-Sanitäts-Abteilung 18)
  • 第18SS設営大隊(SS-Wirtschafts-Bataillon 18)
  • 第18SS野戦補充大隊(SS-Feldersatz-Bataillon 18)
  • 第18SS装甲擲弾兵訓練大隊(SS-Panzergrenadier-Ausbildungs-Bataillon 18)

著名な隊員

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