第110歩兵連隊 (フランス軍)
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第110歩兵連隊 | |
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創設 | 1692年 |
廃止 | 2014年 |
所属政体 | フランス |
所属組織 | フランス陸軍 |
部隊編制単位 | 連隊 |
兵科 | 歩兵 |
兵種/任務 | 機械化歩兵 |
人員 | 約1,000名 |
所在地 |
ドイツバーデン=ヴュルテンベルク州 ミュルハイム |
上級単位 | ドイツ・フランス合同旅団 |
戦歴 |
スペイン継承戦争 アメリカ独立戦争 (ヨークタウンの戦い) ヴァンデの反乱 ナポレオン戦争 普仏戦争 第一次世界大戦 第二次世界大戦 アルジェリア戦争 |
第110歩兵連隊(だいひゃくじゅうほへいれんたい、110e régiment d'infanterie:110e RI)は、ドイツ連邦共和国バーデン=ヴュルテンベルク州ミュルハイムに駐屯していた、ドイツ・フランス合同旅団隷下のフランス陸軍の機械化歩兵連隊である。部隊そのもののルーツは17世紀末のブルボン朝時代にさかのぼるが、2014年6月24日に軍事費削減のため解隊となり、200年以上の歴史にその幕を下ろした。
兵種は歩兵、伝統的区分も歩兵である。
沿革
[編集]- 1692年:バロイ連隊が誕生する。
- 1772年:ポルトープランス連隊に名称変更。
- 1791年:第110歩兵連隊に名称変更。
- 1794年:フレウルー会戦に参加。第110戦闘准旅団に名称の変更と、部隊規模の拡大がなされる。
- 1799年:第110戦列歩兵准旅団に名称変更。
- 1802年:サン=ドマング(現在のハイチ)に遠征。
- 1803年:第110戦列歩兵連隊に名称変更。
- 1882年:第110歩兵連隊に名称変更。
- 1914年:第一次世界大戦、西部戦線を転戦する。
- 1940年:ダンケルクの戦いに参加。
- 1964年:第110機械化歩兵連隊に改編。
- 1984年:第110歩兵連隊に改編、名称変更。
- 2014年:軍事費削減により解隊。
最新の部隊編成
[編集]- 連隊本部
- 本部管理中隊
- 第1中隊 - VAB
- 第2中隊 - VAB
- 第3中隊 - VAB
- 偵察・支援中隊(1個偵察小隊、1個対戦車小隊、1個重迫撃砲小隊含む)
- 管理支援中隊(武器・車両・通信の整備など)
定員
[編集]- 連隊の人員構成としては、約1,000名からなる。
主要装備
[編集]- GIAT BM92-G1
- FA-MAS
- FR-F2
- AAT-F1
- AA-52
- 12.7mm重機関銃
- RTF1 120mm迫撃砲
- LLR 81mm迫撃砲
- ERYX
- ミラン
- VAB
- VAL
- P4
- TRM 2000