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第五 (姓)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第五
各種表記
繁体字 第五
簡体字 第五
拼音 Dìwǔ
注音符号 ㄉㄧˋㄨˇ
ラテン字 Diwu
広東語発音: Dai6ng5
上海語発音: Di3u2
台湾語白話字 Tē-gō͘
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第五(だいご)は、漢姓のひとつ。『百家姓』の502番目。

奇抜な複姓だが、古い由緒を持つ。現在の中国ではきわめてまれな姓である。

由来

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『潜夫論』および『後漢書』によると[1][2]戦国時代の田氏の子孫が、前漢時代に関中に移されたとき、人口が多かったため、第一氏から第八氏までに分けたという。そのうち第五のみが姓として後世に残った(ただし『元和姓纂』によると、王莽の時に第八矯という人がいたという[3]。 また『万姓統譜』にはの第二従直を挙げる[4])。

著名な人物

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脚注

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  1. ^ 王符潜夫論』 巻九・志氏姓第三十五https://archive.org/stream/06073472.cn#page/n132/mode/2up。「漢高祖徙諸田関中、而有第一至第八氏。」 
  2. ^ 『後漢書』第五倫列伝「第五倫(中略)其先斉諸田。諸田徙園陵者多、故以次第為氏。」
  3. ^ 林宝『元和姓纂』 巻八・十二霽https://archive.org/stream/06065092.cn#page/n154/mode/2up。「王莽時講学大夫第八矯。」 
  4. ^ 凌迪知『万姓統譜』 巻一百三十五・八霽https://archive.org/stream/06062078.cn#page/n100/mode/2up。「唐 第二従直 玄宗時任中尉。」 

関連項目

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