第三潜水艇
表示
基本情報 | |
---|---|
建造所 | エレクトリック・ボート社[1] |
艦歴 | |
計画 | 明治37年度計画[1] |
起工 | 1904年11月30日[1] |
進水 | 1905年5月16日[1] |
就役 | 1905年9月5日[1] |
除籍 | 1921年4月30日[1] |
要目 | |
常備排水量 | 103.25トン |
水中排水量 | 124トン |
全長 | 20.42m |
最大幅 | 3.63m |
吃水 | 3.12m |
機関 | オットー・ガソリン機関1基1軸 |
出力 |
水上:180馬力 水中:70馬力 |
速力 |
水上:8.868kt 水中:6.871kt[2] |
燃料 | ガソリン:2t |
航続距離 |
水上:8ktで264海里 水中:6.75ktで20.25海里 |
乗員 | 16名 |
兵装 |
45cm魚雷発射管 艦首1門 魚雷2本 |
安全潜航深度:45.7m |
第三潜水艇(だいさんせんすいてい)は、日本海軍の潜水艦。第一型潜水艦(ホランド型、ホーランド型)の3番艦。後に第三潜水艦と改名。
艦歴
[編集]1904年(明治37年)6月30日に契約を締結し、アメリカ合衆国のエレクトリック・ボート社で建造[1]。分解して1904年11月20日、横須賀海軍工廠に納入[1][3]。同年11月30日に起工。1905年(明治38年)5月16日進水。同年9月5日竣工。第三潜水艇と命名され、種別、水雷艇、潜水艇に類別[1]。同年12月12日、潜水艇に種別、類別を変更[1]。1916年(大正5年)8月4日、二等潜水艇[1]。1919年(大正8年)4月1日、第三潜水艦に改称し、三等潜水艦に種別、類別を変更[1]。1921年(大正10年)4月30日に除籍された。
歴代艦長
[編集]※艦長等は『日本海軍史』第9巻・第10巻の「将官履歴」に基づく。
- 艦長
- 金桝義夫 大尉:1920年12月1日 - 1921年4月1日
- (兼)大橋龍男 大尉:1921年4月1日 - 4月30日
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 雑誌「丸」編集部『写真 日本の軍艦 第12巻 潜水艦』光人社、1990年。ISBN 4-7698-0462-8
- 『写真日本海軍全艦艇史 Fukui Shizuo Collection』資料編、KKベストセラーズ、1994年。
- 海軍歴史保存会『日本海軍史』第7巻、第9巻、第10巻、第一法規出版、1995年。
- 勝目純也『日本海軍の潜水艦 - その系譜と戦歴全記録』大日本絵画、2010年。
- 雑誌「丸」編集部『ハンディ版 日本海軍艦艇写真集20巻』潜水艦伊号・呂号・波号・特殊潜航艇他、光人社、1998年。