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笠井裕之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

笠井 裕之(かさい ひろゆき)は、日本のフランス文学者慶應義塾大学法学部教授。

経歴

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エピソード

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文学青年で、長野県屋代高等学校時代は文学部への入学を希望していたが、親戚から「文学をやって何になるんだ」と言われ、「つぶしのきく」法学部に入学。しかし政治の勉強には身が入らず、憂鬱な毎日を送っていた。そこで、履修していた一般教養科目フランス文学の担当だった朝吹三吉に相談したところ、文学部への学士入学を勧められた。そして法学部卒業後、学士入学を果たし、フランス文学者の道を歩むこととなった。

ちなみに朝吹三吉の息子朝吹亮二もフランス文学者であり、同じく慶應義塾大学法学部でフランス語を教えている。

専門分野はジャン・コクトーであり、いくつかの論文や共著の書籍を残している。マルセル・デュシャン瀧口修造にも造詣が深く、同大内に於ける所蔵品並びにフランス・スペイン等に於ける往復書簡などの研究に邁進。

脚注

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外部リンク

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  • 慶應義塾大学の教員研究紹介ページ[1]


  1. ^ 研究者詳細 - 笠井裕之”. k-ris.keio.ac.jp. 慶應義塾大学. 2020年5月22日閲覧。