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笠井清

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

笠井 清(かさい きよし、1906年5月12日 - 1995年1月17日[1])は、国文学者甲南大学名誉教授。

1932年京城帝国大学国文科卒。京城帝大予科教授、戦後は神戸大学教授、1962年甲南大学教授。1976年定年退任、名誉教授。

近世・近代文学を専攻、のち南方熊楠の研究を行った。

著書

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  • 鴎外山椒大夫』『高瀬舟』新講』1956.有信堂文庫
  • 西鶴と外国文学』明治書院、1963
  • 『椀久一世の物語 評釈と論考』明治書院、1963
  • 『南方熊楠』吉川弘文館,1967.人物叢書
  • 『南方熊楠 人と学問』吉川弘文館、1980
  • 『俳文芸と背景』明治書院、1981
  • 『南方熊楠 親しき人々』吉川弘文館、1982
  • 『野口翁と古谷石』多屋孫書店、1986.田奈部豆本
  • 『南方熊楠外伝』吉川弘文館、1986

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  • 『南方熊楠書簡抄 宮武省三宛』吉川弘文館、1988

脚注

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  1. ^ 『現代物故者事典 1994~1996』(日外アソシエーツ、1997年)p.153

参考

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  • 『南方熊楠』著者紹介
  • 『笠井清教授略歴・著書・論考 (笠井清教授退職記念論文集)」甲南大学紀要 文学編 1976