笠井清
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笠井 清(かさい きよし、1906年5月12日 - 1995年1月17日[1])は、国文学者、甲南大学名誉教授。
1932年京城帝国大学国文科卒。京城帝大予科教授、戦後は神戸大学教授、1962年甲南大学教授。1976年定年退任、名誉教授。
近世・近代文学を専攻、のち南方熊楠の研究を行った。
著書
[編集]- 『鴎外『山椒大夫』『高瀬舟』新講』1956.有信堂文庫
- 『西鶴と外国文学』明治書院、1963
- 『椀久一世の物語 評釈と論考』明治書院、1963
- 『南方熊楠』吉川弘文館,1967.人物叢書
- 『南方熊楠 人と学問』吉川弘文館、1980
- 『俳文芸と背景』明治書院、1981
- 『南方熊楠 親しき人々』吉川弘文館、1982
- 『野口翁と古谷石』多屋孫書店、1986.田奈部豆本
- 『南方熊楠外伝』吉川弘文館、1986
編
[編集]- 『南方熊楠書簡抄 宮武省三宛』吉川弘文館、1988
脚注
[編集]- ^ 『現代物故者事典 1994~1996』(日外アソシエーツ、1997年)p.153
参考
[編集]- 『南方熊楠』著者紹介
- 『笠井清教授略歴・著書・論考 (笠井清教授退職記念論文集)」甲南大学紀要 文学編 1976