竹内重年
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竹内 重年(たけうち しげとし、1933年5月10日 - 2021年6月23日)は、日本の法学者、弁護士。専門は憲法学、政党法。
経歴
[編集]1933年、岡山県岡山市に生まれる。早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。東京大学社会科学研究所所員として憲法、行政法を専攻した。ドイツ公法研究のためハイデルベルク大学へ留学し、憲法学者ゲルハルト・ライプホルツ(de:Gerhard Leibholz)に師事した[1]。
1962年、参議院法制局参事に就任。1968年に熊本大学講師に就任し、その後、助教授を経て教授に就任する。1995年、「ドイツ政党法の実証的研究」で北海道大学法学博士号を取得[2]。1996年、明治大学教授に就任。2004年に定年退任した後は、関東学園大学法学部特任教授を務めた。
著書
[編集]- 『憲法のしくみ』(1983年、啓文社)
- 『憲法論攷』(1985年、啓文社)
- 『学窓からの社会寸評 新聞談話と対談』(1986年、啓文社)
- 『憲法講話』(1989年、信山社出版)
- 『憲法の視点と論点』(1996年、信山社出版)
- 『よくわかる日本国憲法』(2003年、第三文明社・レグルス文庫)
- 『信教の自由と政治参加』(2005年、第三文明社・レグルス文庫)
翻訳
[編集]- ヘルムート・ルンプ、竹内重年『法治国における統治行為 : 法と政治の関係を検討するための比較法的研究』(改訂版)木鐸社、2002年。ISBN 4833222736。 NCID BA60048166 。2021年12月28日閲覧。
- ゲアハルト.ライプホルツ、竹内重年『20世紀における民主制の構造変化』木鐸社、1983年。 NCID BN00491327 。
出典
[編集]- ^ “「政教分離」の正しい理解なくしては、人権社会の成熟もない(2013年6月26日)”. 2016年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月28日閲覧。
- ^ 国立国会図書館. “博士論文『ドイツ政党法の実証的研究』”. 2023年4月7日閲覧。