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竹内良知

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

竹内 良知(たけうち よしとも、1919年1月10日 - 1991年8月22日)は、日本哲学者関西大学名誉教授。

来歴

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大分県出身。京都帝国大学卒。旧制松本高等学校教授、戦後は名古屋大学助教授、1977年関西大学教授。89年定年退任。スピノザ西田幾多郎を研究、戦後はマルクス主義に傾いた。

著書

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  • プロジェクト・メソッド 教育の方法について 河出書房、1947 
  • 国民教育と道徳教育 新評論 1959
  • 西田幾多郎 「善の研究」まで 東京大学出版会 1966 (近代日本の思想家)
  • マルクス主義の哲学と人間 盛田書店 1969
  • 西田幾多郎 東京大学出版会 1970 (UP選書)
  • マルクスの哲学と宗教 第三文明社 1976 (レグルス文庫)
  • 西田幾多郎と現代 第三文明社 1978.10 (レグルス文庫)
  • スピノザの方法について 第三文明社 1979.10
  • 西田哲学の「行為的直観」 農山漁村文化協会 1992.5

編著

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  • 昭和思想史 ミネルヴァ書房 1958 (社会科学選書)
  • 教育実践と基本理論 国際民主教育論集 青木書店 1959
  • 現代日本思想大系 第21 マルキシズム 第2 筑摩書房 1965
  • 現代人の思想 第9 疎外される人間 平凡社 1967
  • ドキュメント現代史 6 人民戦線 平凡社 1973

翻訳

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記念論集

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  • 教育の解放を求めて 鈴木祥蔵・竹内良知先生関西大学退職記念論集 明石書店 1990.10

脚注

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参考文献

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  • 日本人名大辞典