竹内昌彦
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竹内 昌彦(たけうち まさひこ、1945年2月17日 - )認定NPO法人ヒカリカナタ基金理事長/ 社会福祉法人岡山県視覚障害者協会副会長/ 社会福祉法人岡山ライトハウス理事長/ 点字ブロックを守る会代表
人物・略歴
[編集]幼少期に失明し全盲となる。岡山県立岡山盲学校の元教頭。
1945年、父親の赴任先中国天津で生まれ終戦をむかえる。引き揚げ船で肺炎をわずらい瀕死の状態で帰国。この時の高熱が原因でほとんどの視力を失い、それが原因でいじめを受ける。数年後の網膜剥離によって完全に失明。1964年、東京で開催されたパラリンピック(2部構成の第2部 ※第2部は1964年11月13日~11月14日の日程で日本人選手だけの国内大会として行われた。)に出場。盲人卓球で金メダル獲得。
東京教育大学盲学校卒業後、岡山盲学校の教員となり結婚。2005年に岡山盲学校を退職。現在は講演活動や、途上国に住む視覚障害者支援などに従事する。
講演活動
[編集]岡山盲学校在職中から各地で「いじめ」や「命の大切さ」をテーマに講演活動を行う。
途上国に盲学校を設立
[編集]2011年にモンゴルに盲学校を設立。2015年にはキルギスに設立した。
ヒカリカナタ基金の設立
[編集]途上国に住む目の不自由な子供達の手術費用を集めるために2016年「ヒカリカナタ基金」を設立。
任意団体として活動後、2017年にNPO法人、2020年に認定NPO法人となる。
出演
[編集]テレビ
[編集]- TBS 報道特集 盲目の先生~命の授業(制作:RSK)
- TBS サタデードキュメント 盲学校をキルギスにも ~竹内先生 新たな支援(制作:RSK)
ラジオ
[編集]- NHKラジオ第1 ラジオ深夜便
著書
[編集]- ヒカリをカナタへ(自叙伝)
- その苦しみは続かない 盲目の先生 命の授業
映画
[編集]- 見えないから見えたもの(文部科学省 社会教育の教材映画に選定)
受賞
[編集]- 2009年 福武哲彦教育賞(公益財団法人 福武教育文化振興財団)
- 2012年 読売福祉文化賞(社会福祉法人 読売光と愛の事業団)
- 2016年 ヤマト福祉財団小倉昌男賞(公益財団法人 ヤマト福祉財団)
- 2016年 塙保己一賞(埼玉県)
- 2017年 岡山県三木記念賞(岡山県)
- 2020年 毎日社会福祉顕彰 公益財団法人 毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団
- 2021年 地球倫理推進賞 一般社団法人倫理研究所
- 2021年 文部科学大臣賞 文部科学省