竪川 (埼玉県)
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竪川 | |
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川口市上青木西4丁目、幸橋付近(2011年12月) | |
水系 | 一級水系 荒川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 3.4 km |
平均流量 |
0.5㎥未満[1] m3/s (前川地点) |
流域面積 | 6.9 km2 |
水源の標高 | 不明 m |
河口・合流先 | 芝川 |
流域 | 埼玉県さいたま市・川口市・蕨市 |
竪川(たてかわ)は、主に埼玉県川口市を流れる流路延長3.4km[2]、流域面積6.9km²の一級河川。荒川水系芝川の支流である。
地理
[編集]埼玉県蕨市、川口市、さいたま市南区の境界付近の新曽用水から分水し、京浜東北線沿いの暗渠水路である小谷場排水が合流させ、東に流れる。周辺を流れる緑川や菖蒲川、笹目川、上戸田川などと同じような人工河川である。大正8年発行の50000分の1地図には新曽用水から分水している様子が記載されている。
上流部の川口市芝富士、川口市芝園町付近は暗渠であり、北町新通りの下を流れていて歩道として整備されている。東北本線を跨ぐ川口蕨陸橋の真下は開渠となっているが、陸橋の先は暗渠に戻る。一級河川としての堅川は川口蕨陸橋より下流である。
川口市芝5丁目の南部で埼玉県道111号蕨鳩ヶ谷線の下から分かれていき、再び開渠となる。川の両岸には緑が生い茂っている。途中、緑川と平面交差[3]して流れている。かつては緑川が堅川を伏せ越しており、堅川と緑川は合流していなかった[4]。竪川は、そのまま東南へ流れ竪川樋門を経て芝川に合流する。普段は竪川樋門を経て芝川へ合流するが、洪水時は、竪川樋門が閉鎖され、竪川排水路樋門を通じて[2] 竪川排水路を流れ、芝川(旧芝川)に合流する。
支流
[編集]河川施設
[編集]- 竪川樋門
- 竪川排水路樋門
橋梁
[編集]- 猫橋
- (埼玉県道35号川口上尾線)
- 竪前橋
- 前一橋
- 六円橋
- 丁張橋
- 幸橋
- 竪川橋
- 新橋(埼玉県道332号根岸本町線)
- 中の橋
- ふれあい橋
脚注
[編集]- ^ 荒川水系 荒川左岸ブロック河川整備計画付図 (PDF) p18、埼玉県、2006年2月、2017年2月18日閲覧
- ^ a b 荒川水系 荒川左岸ブロック河川整備計画付図 (PDF) p11、埼玉県、2006年
- ^ この平面交差地点のすぐ南側に緑川浄化装置が設置されており、堅川の水をくみ上げ緑川へ放流している。ここより川口市南前川(益子病院付近)までの区域は緑川浄化施設からの放流水を利用した親水公園となっている。
- ^ 荒川水系 荒川左岸ブロック河川整備計画付図 (PDF) p. 19 - 埼玉県(埼玉県の河川整備計画)、2006年2月、2017年2月15日閲覧。