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窪之内英策

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
窪之内栄策から転送)
くぼのうち えいさく
窪之内 英策
生誕 (1966-11-11) 1966年11月11日(58歳)
日本の旗 日本高知県高知市
職業 漫画家アーティスト
活動期間 1986年 -
ジャンル 青年漫画
代表作ツルモク独身寮
ワタナベ
ショコラ
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窪之内 英策(くぼのうち えいさく、1966年11月11日 - )は、日本漫画家アーティスト。元カリモク家具株式会社社員。高知県高知市出身[1]

略歴

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高知県立高知工業高等学校を卒業[1]1986年、『週刊少年サンデー』(小学館)に掲載の『OKAPPIKI EIJI』でデビュー。一時期、島本和彦アシスタントをしていた。主に青年漫画誌で活躍する。映画化などもされた『ツルモク独身寮』のモデルとなった会社は、かつて作者がデビュー前に勤務していた「カリモク家具」である。また、寮の建屋は東京急行電鉄田園都市線市が尾駅近辺に存在していた、作者の知人が勤務していた会社の独身寮がモデルになっている。

『ツルモク独身寮』後半から漫画を描くことへのスランプに陥る[2]。ひとつは絵に対するテクニカル的ジレンマ。もうひとつは漫画の型に収めることへのストレスと葛藤。2010年の『ピカもん』連載中に体を壊し、髪の毛が一気に白髪になったことで漫画家をいったん休業宣言した。

絵は「楽描き」として描き続けていたため、ツイッターを通して発表の場とする。2014年からツイッターを通して仕事が舞い込むようになり、イラスト、CM、キャラクターデザインなど漫画の枠を超えた活動を行う。

人物

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イラストレーターとしては鉛筆で下絵を描き、コピックで色付けをしているなど、アナログな画法にこだわりを持つ。

作品リスト

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連載

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主な読切

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  • OKAPPIKI EIJI(1986年、週刊少年サンデー、デビュー作)
  • HELP!(1988年、週刊少年サンデースペシャル増刊)
  • SKINLESS COWBOY(1994年、ビッグコミックスピリッツ、原作:坂元裕二

イラスト

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CDジャケット

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  • NOKKO「NOKKO sings REBECCA tunes 2015」(2015年10月28日) - アルバムジャケット[3]
  • WHY@DOLL「MAGIC MOTION No.5(窪之内英策イラスト盤)」「NAMARA!!」(2015年)「Gemini」(2016年、T-PALETT ERECORDS)[4]- CDジャケット
  • RAM WIRE「RAM WIRE BEST」(2015年、SMAR)
  • Goodbye Hollday「革命のアカツキ」、「溢れるもの/リベレーター」(2015年、AVEX ENTERTAINMENT)「with YOU」「奇跡の星/弱虫けむし」(2016年、AVEX ENTERTAINMENT)
  • スコット&リバース「ニマイメ」(2017年、ソニーミュージックジャパンインターナショナル)
  • コバソロ「これくしょん」(2017年9月27日、VAP)
  • コバソロ「これくしょん2」(2019年2月20日、VAP)
  • コバソロ「これくしょん3」(2021年1月20日、VAP)

広告

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  • 鳥人間コンテスト選手権大会
    • メインビジュアル(2015年・2016年)[5]
    • イメージアニメ(2016年)[5]
  • 夏色ヒロインオーディション(2015年、ソニーミュージック)
  • プレミアムモルツ「#今日はプレモルにしよう」(サントリー、2015年)
  • VO5 HIGH EDGEシリーズ用オリジナルイラスト(サンスター、2015年))
  • 日清食品カップヌードルCMキャラクターデザイン
  • 駅すぱあと「サヨとコウの出発」(2016年、読売広告社)
  • 障碍者スポーツ普及啓発映像「Be The HERO」(2016年)
  • コピック30周年プロモーションイラスト(2017年、トゥーマーカープロダクツ)
  • APP「AX TOWN」(2017年)メインビジュアル
  • おおいウィメンズクリニック(2017年)
  • 日清のどん兵衛 「どんぎつねシーズン2 秋祭 篇」(2022年)キャラクターデザイン

キャラクターデザイン・原案

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作品集

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  • ラクガキノート(2017年、玄光社)

師匠

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アシスタント

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脚注

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  1. ^ a b 高知新聞
  2. ^ 誠文堂新光社『イラストノート』2018年No.45 24頁
  3. ^ NOKKOソロ作でレベッカカバー 「フレンズ」にCharisma.com参加”. ORICON (2015年9月11日). 2015年9月11日閲覧。
  4. ^ WHY@DOLL、窪之内英策イラストのフルアルバム「Gemini」
  5. ^ a b “漫画家窪之内氏が鳥人間コンテストアニメ描き下ろし”. 日刊スポーツ. (2016年8月12日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1693682.html 2016年8月12日閲覧。 
  6. ^ “窪之内英策が新たな「魔女の宅急便」描く!カップヌードル新CMが本日から”. コミックナタリー (株式会社ナターシャ). (2017年6月19日). https://natalie.mu/comic/news/237282 2017年9月4日閲覧。 
  7. ^ “カップヌードル「HUNGRY DAYS 魔女の宅急便 篇」”. 日清食品グループ (日清食品グループ). https://www.nissin.com/jp/products/cm/160 2017年9月14日閲覧。 
  8. ^ “窪之内英策キャラデザのカップヌードルCM、第2弾はハイジが女子高生に”. コミックナタリー (株式会社ナターシャ). (2017年9月14日). https://natalie.mu/comic/news/248648 2017年9月14日閲覧。 
  9. ^ 読売新聞 2017年12月5日 34面。
  10. ^ 日清カップヌードル
  11. ^ YOASOBI「大正浪漫」原作小説、本日発売 MVイラストも手掛けた窪之内英策の書影にも注目”. Real Sound|リアルサウンド ブック. 2021年9月21日閲覧。
  12. ^ “映画「ハケンアニメ!」窪之内英策が吉岡里帆の美しい横顔を描き下ろす”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年5月13日). https://natalie.mu/comic/news/477462 2022年5月13日閲覧。 

外部リンク

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