稲葉継陽
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稲葉 継陽(いなば つぐはる、1967年 - )は、日本の日本史学者。 専門は日本中世史・近世史(荘園制研究、村落研究、地域社会論、領国支配=初期藩政研究、細川家文書の研究)。 学位は、博士(文学)(立教大学)。熊本大学永青文庫研究センター教授(センター長)。
来歴
[編集]栃木県生まれ。1990年立教大学文学部史学科卒、1996年立教大学大学院文学研究科博士課程退学、「戦国時代の荘園制と村落」で立教大学より博士(文学)の学位を取得。2000年熊本大学文学部助教授。2007年准教授、2009年永青文庫研究センター教授。
著書
[編集]- 『戦国時代の荘園制と村落』(校倉書房、歴史科学叢書) 1998
- 『日本近世社会形成史論 戦国時代論の射程』(校倉書房、歴史科学叢書) 2009
- 『細川忠利 ポスト戦国世代の国づくり』(吉川弘文館、歴史文化ライブラリー) 2018 ISBN 9784642058711
- 『歴史にいまを読む』(熊日新書)2020
- 『近世領国社会形成史論』(吉川弘文館) 2024 ISBN 9784642043601
共編著
[編集]- 『展望日本歴史 12 戦国社会』(池上裕子共編、東京堂出版) 2001
- 『日本の中世 12 村の戦争と平和』(坂田聡, 榎原雅治共著、中央公論新社) 2002
- 『熊本藩の地域社会と行政 近代社会形成の起点』(吉村豊雄, 三澤純共編、思文閣出版) 2009
- 『細川家の歴史資料と書籍 永青文庫資料論』(森正人共編、吉川弘文館) 2013 ISBN 9784642014106
- 『日本近世の領国地域社会 熊本藩政の成立・改革・展開』(今村直樹共編、吉川弘文館) 2015 ISBN 9784642034678