稲垣俊介
いながき しゅんすけ 稲垣 俊介 | |
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生誕 |
1977年6月22日(47歳) 日本・東京都港区[1] |
受賞 |
2024年度 山下記念研究賞 情報処理学会 2024年8月 情報教育シンポジウムSSS2024 優秀発表賞 情報処理学会 2023年8月 情報教育シンポジウムSSS2023 優秀論文賞 情報処理学会 |
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稲垣 俊介(いながき しゅんすけ、1977年 ‐ )は日本の情報教育実践者かつ研究者。山梨大学教育学部附属教育実践総合センター准教授[2]。情報処理学会の情報入試委員会の委員である[3]。
主な研究テーマ
[編集]- 情報入試に関する研究
- 情報入試に対応した授業の設計
来歴
[編集]東京理科大学理学部卒業, 学士(理学)。放送大学大学院文化科学研究科修了, 修士(学術)。東北大学大学院情報科学研究科修了。「高校生のインターネット依存傾向に関連する心理・行動特性の研究」で東北大学より博士(情報科学)を取得[4]。
一般企業、専門学校の教員、私立中学高等学校の教員を経て、2007年度より東京都立高等学校の情報科教員となる。東京都立杉並総合高等学校・情報科教諭、東京都立桜修館中等教育学校 情報科教諭, 東京都立江北高等学校・情報科主任教諭(主任教諭は2016年から)、東京都立神代高等学校情報科主任教諭。
2024年3月東京都を退職し、2024年4月より山梨大学教育学部附属教育実践総合センター准教授[2]。筑波大学 情報学群非常勤講師(2019‐)、國學院大學・教育開発推進機構・非常勤講師(2019年‐)も務める[4]。
所属委員会
[編集]これまでに東京都高等学校情報教育研究会・役員[4]、一般日本教育情報化振興会・情報モラル指導指標開発委員会 [4]、法務省,・法教育推進協議会教材作成部会委員[5]、東京都・「性教育の手引」作成委員会 、文部科学省・高等学校情報科「情報Ⅱ」教員研修用教材の作成WG委員[6]、東京都高等学校情報教育研究会・情報Ⅰ大学入試検討専門委員会 委員長[7]、全国高等学校情報教育研究会・ 第16回全国大会(東京大会)事務局長[8]、情報処理学会・会誌「情報処理」編集委員会委員(教育分野/EWG)・情報科教員研修委員・コンピュータと教育研究運営委員会 [9]、日本情報科教育学会・情報科教育連携強化委員会[10]などをつとめている。
所属学会
[編集]受賞
[編集]- 2023年8月 情報教育シンポジウムSSS2023 優秀論文賞 - 大学入学共通テスト「情報Ⅰ」における 「データの活用」の分野に則した授業の検討 [11]
- 2024年8月 情報教育シンポジウムSSS2024 優秀発表賞 - 大学入学共通テスト「情報Ⅰ」における 「プログラミング」の分野に則した授業の検討[12]
- 2024年度 山下記念研究賞 - 大学入学共通テスト「情報Ⅰ」における「データの活用」の分野に則した授業の検討[13]
論文
[編集]主な書籍等出版物
[編集]- 情報モラルの授業:スマホ世代の子どものための主体的・対話的で深い学びにむかう 今度珠美, 稲垣俊介, 原克彦, 前田康裕(共著)日本標準, 2017年10月. ISBN 978-4-82-080625-7
- 情報モラルの授業2.0:スマホ世代の子どものための情報活用能力を育む 今度珠美, 稲垣俊介, 原克彦, 前田康裕(共著)日本標準, 2019年12月. ISBN 978-4-82-080683-7
- 情報I:図解と実習:教授資料(共編者)日本文教出版, 2022年3月. ISBN 978-4-53-620716-4
- (動画・音声・アプリ付) 情報Ⅰ 大学入学共通テスト対策 会話型テキストと動画でよくわかる 植垣新一, 稲垣俊介(監修)インプレス, 2024年1月18日. ISBN 4295018112
- エラーで学ぶPython 間違いを見つけながらプログラミングを身につけよう 中野博幸, 堀田龍也, 稲垣俊介 日経BP, 2024年1月18日. ISBN 4296070819
- 思考力アップ大学入学共通テスト「情報I」 永野直, 稲垣俊介(共著)翔泳社, 2024年3月. ISBN 978-4-79-818321-3
メディア報道
[編集]- 情報モラル教育はアクティブ・ラーニングで 教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2016年1月[14][15]
- 目玉教科「情報」…題材は「LINE外し」から「無理心中」まで 記者が見た“心を揺さぶられる”授業 産経新聞 2017年1月[16]
- [教育ルネサンス]「情報I」目前<3>スマホ利用 統計で改善 読売新聞2022年1月[17][18]
- (花まる先生 公開授業)生きるため、情報を学ぼう 朝日新聞 花まる先生 公開授業 2022年5月[19][20]
- 「30歳になった私」として語る未来 新科目「情報Ⅰ」、授業に工夫 朝日新聞 2022年5月[21]
出典・脚注
[編集]- ^ a b c d PROFILE 稲垣俊介JP 2024年9月29日閲覧
- ^ a b “附属教育実践総合センター”. 山梨大学 教育学部・大学院教育学研究科・特別支援教育特別専攻科. 2024年9月17日閲覧。
- ^ 一般社団法人情報処理学会. “会誌編集委員会-情報処理学会”. www.ipsj.or.jp. 2024年8月24日閲覧。
- ^ a b c d “研究者詳細 - 稲垣 俊介”. eradb-ref.yamanashi.ac.jp. 2024年8月26日閲覧。
- ^ “法務省:高校生を対象とした教材”. www.moj.go.jp. 2024年9月13日閲覧。
- ^ “高等学校情報科「情報Ⅱ」教員研修用教材(本編):文部科学省”. 文部科学省ホームページ. 2024年8月24日閲覧。
- ^ “組織体制 - 東京都高等学校情報教育研究会”. www.tokojoken.jp. 2024年8月24日閲覧。
- ^ 全国高等学校情報教育研究会 (2023年4月23日). “実行委員”. 全国高等学校情報教育研究会. 2024年9月12日閲覧。
- ^ 一般社団法人情報処理学会. “会誌編集委員会-情報処理学会”. www.ipsj.or.jp. 2024年8月24日閲覧。
- ^ “情報科教育連携 | 日本情報科教育学会”. jaeis.org. 2024年9月19日閲覧。
- ^ “SSS2023 - IPSJ SIGCE”. ce.eplang.jp. 2024年8月30日閲覧。
- ^ “SSS2024 - IPSJ SIGCE”. ce.eplang.jp. 2024年8月30日閲覧。
- ^ 一般社団法人情報処理学会. “2024年度-情報処理学会”. www.ipsj.or.jp. 2024年9月19日閲覧。
- ^ “第27回教育委員会対象セミナー・東京 情報モラル教育はアクティブ・ラーニングで 都立江北高等学校・稲垣俊介教諭|教育マルチメディア/教育委員会対象セミナー”. www.kknews.co.jp. 2024年9月10日閲覧。
- ^ inagaki-shunsuke (2016年1月1日). “教育家庭新聞(1月1日)に私の発表記事が掲載されました”. 稲垣俊介.jp. 2024年10月2日閲覧。
- ^ 産経新聞 (2017年1月10日). “【次期学習指導要領】目玉教科「情報」…題材は「LINE外し」から「無理心中」まで 記者が見た心を揺さぶられる授業 (1/3ページ)”. 産経新聞:産経ニュース. 2024年9月10日閲覧。
- ^ “[教育ルネサンス]「情報I」目前<3>スマホ利用 統計で改善”. 読売新聞オンライン (2022年1月20日). 2024年9月19日閲覧。
- ^ inagaki-shunsuke (2022年1月20日). “スマホ利用 統計で改善@読売新聞”. 稲垣俊介.jp. 2024年10月2日閲覧。
- ^ “(花まる先生 公開授業)生きるため、情報を学ぼう:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2022年5月10日). 2024年9月11日閲覧。
- ^ inagaki-shunsuke (2022年5月10日). “生きるために 情報を学ぼう@朝日新聞 花まる先生”. 稲垣俊介.jp. 2024年10月2日閲覧。
- ^ “「30歳になった私」として語る未来 新科目「情報Ⅰ」、授業に工夫:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2022年5月29日). 2024年9月11日閲覧。
外部リンク
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