秋田内陸縦貫鉄道AN-2000形気動車
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秋田内陸縦貫鉄道AN-2000形気動車 | |
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AN-2000形(2009年9月) | |
基本情報 | |
運用者 | 秋田内陸縦貫鉄道 |
製造所 | 新潟鐵工所 |
製造数 | 1両 |
主要諸元 | |
軌間 | 1,067 mm |
最高速度 | 95 km/h |
車両重量 | 29.5 t |
全長 | 18,500 mm |
全幅 | 2,828 mm |
全高 | 3,845 mm |
車体 | 普通鋼 |
台車 |
NP126-2(動台車) NP126-2(従台車) |
機関 | 新潟鐵工所 DMF13HZ形 |
変速機 | 新潟鐵工所 TACN-22-1600 |
保安装置 | ATS-S |
備考 | 出典:[1] |
秋田内陸縦貫鉄道AN-2000形気動車(あきたないりくじゅうかんてつどうAN2000がたきどうしゃ)は、秋田内陸縦貫鉄道が所有する鉄道車両(気動車)である。
概要
[編集]2000年に、AN-8900形をベースとして新潟鐵工所で1両(AN-2001)が製造された団体専用車[2]。日本宝くじ協会からの寄贈車で、宝くじ号の愛称を持つ。
構造
[編集]2+2列の転換クロスシートを基本としつつも、運転席後方にお座敷化が可能なフリースペース(カラオケ装置と冷蔵ショーケースを備える)や天窓[2]、車いす対応洋式トイレを装備する。また、トイレ脇のロングシートはカーテンで仕切ることも可能である。
電気笛としてメロディーホーンが搭載されており、運転台の右の方に操作スイッチが付いている。
2021年2月に、沿線にある縄文遺跡群をイメージして観光車両の「秋田縄文号」に改造された。車内には沿線で出土した縄文土器や土偶などのイラストを配し、モニターやテーブルなどを新たに設置した。また運転席の後ろが展望席になっていて、前面展望を楽しむことが可能。
運用
[編集]先述の通り当初は団体専用車であったが、「秋田縄文号」への改造以降は急行「もりよし」で運行されている[3][4]。
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秋田縄文号(2021年2月)
脚注
[編集]- ^ 車両図鑑 - 秋田内陸縦貫鉄道公式サイト
- ^ a b 『RAIL FAN』第49巻第4号、鉄道友の会、2002年4月1日、6頁。
- ^ “秋田内陸線、新観光車両「秋田縄文号」2月13日運行開始”. 日本経済新聞 (2021年1月21日). 2021年2月12日閲覧。
- ^ “秋田内陸縦貫鉄道、「秋田縄文号」・「笑EMI」の連結運転を増便”. レイルラボ. クロゴ株式会社 (2021年5月17日). 2022年5月2日閲覧。