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秋物語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
みんなのうた
秋物語
歌手 尾崎紀世彦
作詞者 P.デラノエ、訳詞:山元清多
作曲者 G.ルノルマン
編曲者 篁ゆき
映像 アニメーション
映像制作者 古川タク
初放送月 1977年10月 - 11月(*1)
1984年10月 - 11月(*2)
再放送月 1987年10月 - 11月
1988年10月 - 11月
1990年10月 - 11月
1993年10月 - 11月
1994年10月 - 11月
2011年4月 - 8月(スペシャル)
2013年8月 - 9月(リクエスト *1)
2018年10月 - 11月(リクエスト *2)
2021年11月(*2)
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秋物語
尾崎紀世彦楽曲
収録アルバムNHKみんなのうた 60 アニバーサリー・ベスト 〜アイスクリームの歌〜
リリース2021年5月19日
規格CD
録音1984年
ジャンルシャンソン
レーベル日本コロムビア
作詞者Pierre Delanoe
訳詞:山元清多
作曲者Gerard Lenorman
編曲者:篁ゆき

秋物語」(あきものがたり)は、NHKの歌番組『みんなのうた』で放送された楽曲、歌は尾崎紀世彦[1][2]

解説

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原曲はフランスの楽曲で、原題は“Gentil dauphin triste”(悲しきイルカ[3] 。作詞はP.デラノエ、作曲はG.ルノルマン、日本語詞は山元清多による。尾崎紀世彦は『みんなのうた』初出演、アニメーションは古川タクが担当[1][2]

歌詞の内容は、寂しがりの男の子をなぐさめていて、秋になっても南の国へ帰らず、凍え死んだお人好しのツバメを歌っている。日本語詞は、オスカー・ワイルドの『幸福な王子』を下敷きに書かれた[4]。原曲は、怖いサメの映画が流行ったせいで、さびれた夏の浜辺で約束したのに君が来ない、とイルカが嘆く内容となっている[5]

1977年に初回放送された後も、何度も再放送されている。1984年にはステレオ放送用に再録音され、その後も引き続き放送される人気の高い曲である[6]2013年8月24日と同年9月28日には『みんなのうたリクエスト』で、モノラル版が尾崎逝去後では初の再放送。同番組では、8月10日9月14日に2曲目の出演となった「ふるさとの五月」も再放送された[7]。5年後の2018年10月26日11月23日には、ステレオ版が同番組で再放送された。

収録アルバム

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1984年版が初商品化され、2021年5月19日にコンピレーション・アルバム として日本コロムビアより発売。規格品番はCOCX-41458 [8]

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b NHK みんなのうた - 秋物語 (1977年版) - 尾崎紀世彦
  2. ^ a b NHK みんなのうた - 秋物語 (1984年版) - 尾崎紀世彦
  3. ^ ジェラール・ルノルマンの日本盤EP「悲しきイルカ Gentil Dauphin Triste」(1976年、Epic:06SP 151)- 「フランスでゴールドディスクを獲得」レコード・ジャケットに記載
  4. ^ 『NHKテキスト みんなのうた』 - 1977年10 - 11月号に掲載
  5. ^ ジェラール・ルノルマンの日本盤LP『不思議歌 DROLES DE CHANSONS』(1976年、CBSソニー:25AP 370) - 添付の歌詞カードに「悲しきイルカ」(#5)歌詞対訳(マドモアゼル・マイティによる日本語)掲載
  6. ^ 番組表検索結果 | NHKクロニクル -「みんなのうた 秋物語」
  7. ^ 再放送決定 ! 「秋物語 (1977年版) (みんなのうた) 」再放送のお知らせ「ふるさとの5月」「秋物語」 - ウェイバックマシン(2013年12月3日アーカイブ分)
  8. ^ 『NHKみんなのうた』60年アニバーサリー・ベストがレコード5社から発売 - BARKS 2021年4月19日掲載

外部リンク

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