秋山義方
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時代 | 江戸時代後期 |
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生誕 | 安永8年(1779年) |
死没 | 安政4年(1857年) |
墓所 | 東京都八王子市の観音寺 |
幕府 | 江戸幕府 |
主君 | 徳川氏 |
父母 | 飯田佐兵衛、秋山杢兵 |
子 | 佐蔵 |
秋山 義方(あきやま よしかた)は、江戸時代後期の医師、蘭学者、武士。八王子千人同心。
略歴
[編集]八王子千人同心を継ぐ。初め古医学、40歳を過ぎて江戸で蘭学を学ぶ。八王子市万町に蘭方眼科医を開く。小林亨庵に医学、湊長安に眼科を学んだ(古医学)。
天保2年(1831年)、高野長英が門人と共に義方の家に数日滞在。安政4年(1857年)、青木芳斎と共に『済生三方付医戒』の金属活版印刷本を出版した。
ほか、オランダ語辞書『クンストウォーデンブーク』、兵書『シキートウーヘニング』(歩兵教練本)も活版印刷出版している。
参考文献
[編集]- 杉建義一、「高野長英から大窪綱介宛の書翰」、日本医学誌雑誌 第47巻3号、2001年