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秋山忠右

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
秋山 忠右
本名 秋山 忠右
ふりがな あきやま ただすけ
国籍 日本の旗 日本
出身地 日本の旗 日本 東京都
生年月日 1941年3月17日
没年月日 2013年6月25日
最終学歴 東京綜合写真専門学校研究科
師匠 石元泰博
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秋山 忠右(あきやま ただすけ、1941年3月17日 - 2013年6月25日)は、東京都出身の写真家[1]

経歴

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1941年3月17日、東京都品川に生まれる[2]早稲田大学政治経済学部卒業後、1964年東京綜合写真専門学校研究科を卒業する[1]石元泰博の師事となったが[1]、1965年にフリーランスとなった[3]。同年には、佐藤晴雄と共同で制作した「若い群像(東京都写真美術館に作品収蔵)[2]」で第2回太陽賞を受賞、1991年には第31回ACC全日本CMフェスティバルのテレビCM部門において優秀賞となるなど、数々の受賞歴を持つ[1]。さらに、1992年に第39回カンヌ国際広告映画祭ファイナリストに入賞、1998年には伊奈信男賞特別賞を受賞している[1][2]日本写真家協会会員、東京綜合写真専門学校の講師(1970年〜)・およびその学校法人写真学園の理事(2001年〜)であった[3]

1987年北方謙三・中原淳と崩壊間近のベルリンの壁を越える旅をする[4]。「国境とは何か」を問い、日本の国境地帯を渡り歩き、中原と組んで県境飛地にも関心の幅を広げ、撮影して回った[5]

2013年6月25日、肺炎のため逝去した。享年72[3]

主な作品

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  • 「若い群像」(東京都写真美術館)
  • 「空撮大東京」(東京都写真美術館)

主な個展

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  • 「国境流浪」
  • 「くにざかい―目に見えない境界線」[5]
  • ほか多数

主な著書・写真集

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  • 秋山忠右『国境流浪』平凡社、2000年。 
  • 秋山忠右『Farmer』冬青社、2000年。ISBN 9784924725973 
  • 秋山忠右『ZONE: 郊外・事件の記憶秋山忠右写真集』日本カメラ社、2004年11月5日。ISBN 9784817920775https://books.google.co.uk/books/about/ZONE.html?id=NSAqNwAACAAJ&source=kp_book_description&redir_esc=y 
  • 秋山忠右『鳥眼風景紀行: 鳥のように風のように』1998年12月。ISBN 9784763617118 
  • 秋山忠右・中原淳『知られざる日本の不思議百景 「県境」の秘密』PHP研究所、2009年12月25日、229頁。ISBN 978-4-569-77356-8 
  • ほか

脚注

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  1. ^ a b c d e 秋山忠右 | 人名事典 | お楽しみ | PHP研究所”. www.php.co.jp. 2020年10月12日閲覧。
  2. ^ a b c 秋山忠右 プロフィール”. 2020年10月12日閲覧。
  3. ^ a b c 秋山忠右 :: 東文研アーカイブデータベース”. www.tobunken.go.jp. 2020年10月12日閲覧。
  4. ^ 秋山・中原 2009, pp. 4–5.
  5. ^ a b 秋山・中原 2009, pp. 5–6.