私は加護女
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私は加護女 | |
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ジャンル | 和風ホラー、ファンタジー |
漫画 | |
原作・原案など | 高橋葉介 |
作画 | 近藤豪志 |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | 週刊少年チャンピオン |
レーベル | 少年チャンピオンコミックス |
巻数 | 全4巻 |
その他 | 2006年51号から2007年8号まで短期連載 2007年15号から正式連載となる。 |
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『私は加護女』(わたしはかごめ)は、原作:高橋葉介・作画:近藤豪志による日本の漫画作品。『週刊少年チャンピオン』で2007年15号から43号まで連載された。単行本全4巻。
「神出鬼没の謎のお手伝いさんが、不思議な力で依頼された家の子供を護る」をコンセプトにしたホラーファンタジー作品。基本的に一話完結か短編連載(オムニバス)で、各話に出てくる人物の設定は毎回異なる。
登場人物
[編集]- 加護女(かごめ)
- 主人公。依頼された家の人間を不思議な力で護る。
- 主に空を飛べる、妖怪や悪霊などと戦い消滅させる、カゴの目を描き別の空間に移動できる、人の心の中に入り会話ができる、時間を操れるなどの能力を持っている。
- 数百年前の過去や元・加護女も登場しているおり、1人の人物ではなく何百年にわたり存在しており、時代ごとに何人もの加護女が活動している。弱点は「籠の中に入れられること」。
- 津刃女(つばめ)
- 加護女の仲間で同じく不思議な能力が使えるお手伝いさん。加護女と同様にさまざまな能力が使えるが、マイペースでドジなところもある。加護女と同種の存在と思われる。
- 矢婆女(やばめ)
- 元・加護女。現在は人気旅館の女将を勤めており、津刃女や加護女を仲居としてこき使っていた。
- G・G(グレート・ガッポ)
- マジシャンの様ないでたちの男。霊や妖怪を操り悪事を働くが加護女に敗れている。加護女の弱点を知っていた。
- 正体は不明。
- 有野隆一(ありの りゅういち)
- 連載末期に登場した少年。住んでいたマンションの怪事が続いた際に加護女と知り合い、見込みがあるとして加護女のパワーを与えられる。数年後、アルバイト先で加護女と再会し、雇い主の女性・奇子と結婚し一男一女を儲けた。
- 息子の隆児は刑事となっている。
この節の加筆が望まれています。 |
備考
[編集]- サブタイトルは「加護女“○○”する」となっている。「○○」の部分には映画のタイトルが入る(『Jaws』、『チャイルド・プレイ』など)。マイナー作品の場合は、目次の作者コメントでフォローが入った事もある。
- 短期連載を経て連載開始となるが、後期は加護女の衣装ネタが減り、完全には救われていないような回も出てきた上に、過激な描写や展開も少なかった事から「花子さんがきた!!」や「学校の怪談」のような低年齢向けの怪談漫画のような展開も増えてきた。この事から他の少年誌に比べ読者の年齢層の高い『チャンピオン』ではあまり人気は得られず半年で打ち切りとなった。
- 作画の近藤の次回作『荒神』が掲載された『週刊少年チャンピオン』2008年39、40号では、この作品の巻数が「全3巻」に間違えられた。
書誌情報
[編集]- 高橋葉介(原作)・近藤豪志(作画) 『私は加護女』 秋田書店〈少年チャンピオンコミックス〉、全4巻
- 2007年4月7日発売、ISBN 978-4-253-21271-7
- 2007年7月6日発売、ISBN 978-4-253-21272-4
- 2007年10月5日発売、ISBN 978-4-253-21273-1
- 2007年11月8日発売、ISBN 978-4-253-21274-8