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秀男 (呼出)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
秀男
基礎情報
呼出名 秀男
本名 山木 秀人
愛称 土俵上の妖精
生年月日 (1949-12-28) 1949年12月28日(75歳)
出身 静岡県下田市
所属部屋 伊勢ヶ濱部屋桐山部屋朝日山部屋
データ
現在の階級 引退
最高位 立呼出
初土俵 1969年3月
幕内呼出 1996年1月
三役呼出 2002年5月
副立呼出 2003年5月
立呼出 2008年1月
引退 2014年11月
備考
2024年1月7日現在
2008年五月場所での秀男

秀男(ひでお、1949年12月28日 - )は、大相撲の元呼出。本名は山木秀人(ひでひと)[1]伊勢ヶ濱部屋桐山部屋を経て最後は朝日山部屋所属だった。血液型はA型[要出典]

人物

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静岡県下田市出身。相撲部屋の先輩呼出である幸太郎に名付けられた[1]。呼び上げの美声で相撲ファンから愛され、「土俵上の妖精」の異名を持つ。

1969年3月場所で初土俵。2003年5月場所より副立呼出に昇進。2008年1月場所番付発表の12月20日から立呼出に昇進。戦後生まれ初の立呼出となった。2003年7月場所限りで康夫が停年退職したため、翌9月場所からは秀男が呼出のトップとなり、結びの一番の呼び上げを担当していた。2014年12月27日に停年退職した。

履歴

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  • 1969年3月場所 - 伊勢ヶ濱部屋から初土俵
  • 1994年7月場所 - 呼出の番付制導入により、十両呼出に指名される
  • 1996年1月場所 - 幕内呼出に昇進
  • 2002年5月場所 - 三役呼出に昇進 
  • 2003年5月場所 - 副立呼出に昇進
  • 2007年3月場所 - 伊勢ヶ濱部屋閉鎖に伴い桐山部屋へ移籍
  • 2008年1月場所 - 立呼出に昇進
  • 2011年5月技量審査場所 - 桐山部屋閉鎖に伴い朝日山部屋へ移籍
  • 2014年11月場所 - 最終場所

その他

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  • 巡業のトーナメントで大鵬を呼びあげた時、大鵬が自身の顔をずっと見ており緊張したという[2][3]

脚注

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  1. ^ a b 山木秀男 2016, p. 3.
  2. ^ 産経新聞 (2014年11月7日). “【土俵の群像】さらば、立呼び出し秀男さん 粋と矜恃の裏方哲学(2/3ページ)”. 産経新聞:産経ニュース. 2024年8月19日閲覧。
  3. ^ 記事には幕内格時代とあるが、大鵬の現役時のことであり、幕内は誤りと思われる。

参考文献

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  • 山木秀男『呼出秀男の相撲ばなし』現代書館、2016年1月10日。ISBN 9784768457801