福貴野の滝
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福貴野の滝 | |
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所在地 | 大分県宇佐市 |
位置 | 北緯33度20分44.7秒 東経131度19分40.5秒 / 北緯33.345750度 東経131.327917度 |
落差 | 65 m |
滝幅 | 15 m |
水系 | 駅館川水系深見川 |
プロジェクト 地形 |
福貴野の滝(ふきののたき)は、大分県宇佐市安心院町福貴野にある滝。西椎屋の滝、東椎屋の滝とともに「宇佐の三滝」と称される名瀑である。国の名勝・耶馬渓の指定範囲に含まれている。
概要
[編集]福貴野の滝は、落差こそ約65メートルと宇佐の三滝の中では最も低いが、豊富な水が雄滝と雌滝の二筋に分かれて流下しており、流量では劣らない。また、周囲が開けており、アクセスが比較的容易である。
滝を見下ろす位置にある龍泉寺の境内に滝見台が設けられており、ここからの眺望を文人墨客が好んで作品にしたため、龍泉の滝、龍泉寺の滝とも呼ばれた。また、西椎屋の滝の雄滝、東椎屋の滝の雌滝に対して、子滝と呼ばれることもある。さらに、滝の裏側にまわれることから裏見の滝という名も持つが、通路は不明瞭なため、実際に滝裏へ回る際には注意が必要である。
滝壁は上下2層に分かれており、上部は新耶馬溶岩、下部は集塊岩から成っている。滝壺は朝日が差し込む位置にあり、朝には日光が滝壺に落ちた水の飛沫に反射して、無数の小さな虹が次々に現れる幻想的な景観を呈する。