福田護
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福田 護(ふくだ まもる、1935年 - )は、京都府出身の日本の土木工学者。工学博士(京都大学)。大阪工業大学名誉教授。元土木工学教室担当。地盤工学会名誉会員・関西支部元幹事長[1]。
略歴
[編集]1957年大阪工業大学工学部土木工学科卒業。のちに、京都大学大学院にて工学博士号を取得[2]。大阪工業大学工学部土木工学科講師として、土木工学教室を担当。1974年同学部助教授。1982年同学科教授、同大学図書館長などを経て、2002年定年退職、同大学名誉教授。2013年秋の叙勲で瑞宝小綬章受章。
大阪工業大学土木工学科で35年以上の長きに渡り教鞭を執り、同学科の初期における土質工学・土砂災害・地盤材料(のちの地盤工学・地盤防災工学)の研究推進・育成に貢献した。
主な所属学会は、土木学会、土質工学会(現:地盤工学会)、日本材料学会など。 主な著書は、土質力学(共著、鹿島出版2005、学術書)[3]、人工島・基礎・地下水;阪神・淡路大震災調査報告 - 土木建築物(共著、大阪工業大学紀要編集委員会1995、学術書)[4]。
主な研究
[編集]- マサ土のコンシステンシーと工学的性質について[5]
- 高含水粘性土のコンシステンシーと粘性について[6]
- 浸水に伴う土のせん断抵抗の低下と盛土斜面の一安定解析[7]
- 盛土地盤の浸水に伴う沈下とその解析について - 鴻池組との共同研究[8]
- 含水比変化によるせん断特性を考慮した斜面安定解析[9]
- 土砂災害 〜 関西の土質と基礎について:地盤災害
出典
[編集]- ^ http://www.jgskb.jp/japanese/sokai/2020sokai/2020giansyo.pdf
- ^ https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I000007499633-00
- ^ https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784306023772
- ^ https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000002-I3933968-00
- ^ https://acaddb.com/articles/articles/1800185
- ^ https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsms1963/44/503/44_503_1019/_article/-char/ja/
- ^ https://www.jstage.jst.go.jp/article/sandf1972/18/3/18_3_75/_article/-char/ja
- ^ https://www.jstage.jst.go.jp/article/sandf1972/17/2/17_2_65/_pdf/-char/ja
- ^ http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00035/1994/49-03-0886.pdf