福田譲
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福田 譲(ふくだ ゆずる、1975年〈昭和50年〉1月 - )は、日本の経営者。元SAPジャパン代表取締役社長。現在は富士通のCDXO(最高デジタル変革責任者)、CIO(最高情報責任者)。
来歴・人物
[編集]千葉県柏市出身。新卒者としてSAPジャパン入社。おもに営業畑のマネジメントを歴任[1]。 2014年7月28日、安斎富太郎(元デル執行役員、元日本アイ・ビー・エム理事)の後任として、生え抜き社員として初のSAPジャパンの社長に就任した。
1997年4月にSAPジャパンに入社、プロセス製造業の大手顧客を担当、ERP(基幹業務統合システム)導入による業務改革(BPR)・経営改革・情報化の提案活動に従事。 2002年4月以降、化学/石油業界の大手顧客担当、中堅/中小顧客担当、食品/消費財/医薬/小売大手顧客担当の営業部長を歴任、2007年に新規製品事業(Platform製品事業)を統括するバイスプレジデントに就任、ミドルウェア、ビジネスインテリジェンス(BI)、経営管理ソリューション(EPM)事業や、SAPが買収したビジネスオブジェクツ社日本法人の統合を指揮。 2011年から、特定戦略顧客、流通・サービス業、通信・メディア業、プロセス製造業等の営業部門長を歴任、2014年7月に社長に就任。2020年、3月31日付でSAPジャパン代表取締役社長を退任し、翌日付で富士通に執行役員常務CIO(最高情報責任者)兼CDXO(最高デジタルトランスフォーメーション責任者)補佐に就任[2][3][4]。2022年、執行役員EVP(執行役員制度の変更による)、2023年4月から現職。
略歴
[編集]- 1993年 - 早稲田実業学校卒業[5]
- 1997年 - 早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業[6]
- 1997年 - SAPジャパン入社
- 2002年 - プロセス産業営業本部 第二営業部 部長
- 2004年 - 地域営業本部 東日本第二営業部 部長
- 2005年 - 流通・サービス産業営業本部 第一営業部 部長
- 2006年 - プロセス産業営業本部 第一営業部 部長
- 2006年 - INSEAD(Regional Management Development Program)修了
- 2007年 - バイスプレジデント ビジネスプロセスプラットフォーム本部長
- 2011年 - バイスプレジデント プロセス産業営業本部長
- 2012年 - 慶應義塾大学 大学院 経営管理研究科(慶應ビジネススクール) 高等経営学講座 修了
- 2014年 - 同社 代表取締役社長(2020年3月 - 退任)
- 2020年 - 4月、富士通株式会社入社 執行役員常務 CIO(最高情報責任者) 兼 CDXO(最高デジタル変革責任者)補佐
- 2022年 - 執行役員EVP CIO 兼 CDXO補佐
- 2023年 - 執行役員EVP CDXO 兼 CIO
脚注
[編集]- ^ 「百戦錬磨の福田新社長が目指す新生SAPジャパンの姿とは?」 『ASCII.jp』 2014年09月19日
- ^ “SAPジャパンの福田社長が3月末で退任--事業会社のCIO兼DX推進担当役員に転身”. ZDNet Japan (2020年1月6日). 2020年2月23日閲覧。
- ^ “SAPジャパン社長を退任予定の福田譲氏、富士通の執行役員常務に、CIO兼CDXO補佐を担当”. IT Leaders. 2020年2月23日閲覧。
- ^ “富士通、DX新会社を設立--SAPジャパンの福田社長も参画へ”. ZDNet Japan (2020年1月30日). 2020年2月23日閲覧。
- ^ 『人間邂逅 苦手だった英語 佐野健太/福田 譲』プレジデント 2018.10.15号
- ^ 『人間邂逅 苦手だった英語 佐野健太/福田 譲』プレジデント 2018.10.15号