福田安典
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福田 安典(ふくだ やすのり、1962年4月 - )は、日本の国文学者、日本女子大学教授。専門は日本近世文学[1]。
人物
[編集]大阪府河内市生まれ。1986年大阪大学文学部国文科卒。同大学院文学研究科後期課程単位取得退学。1996年、日本古典文学会賞受賞[2]。大阪大学文学部助手、甲子園短期大学専任講師を経て、愛媛大学教育学部助教授、准教授、教授を経て、日本女子大学文学部教授。2013年、共著『三輪田米山日記を読む』で愛媛出版文化賞受賞。同年、『平賀源内の研究 大坂篇』で医譚賞を受賞[3]。2020年、共著『伊予俳人栗田樗堂全集』で文部科学大臣賞を受賞[4]。
著書
[編集]- 『驚きのえひめ古典史』創風社出版 風ブックス 愛媛文学小鑑、2000年
- 『平賀源内の研究 大坂篇 源内と上方学界』ぺりかん社、2013年
- 『医学書のなかの「文学」 江戸の医学と文学が作り上げた世界』笠間書院、2016年
共編著
[編集]- 『江戸怪異綺想文芸大系 都賀庭鐘・伊丹椿園集』稲田篤信・木越治共編、国書刊行会、2001年
- 『伝承文学資料集成 第21輯 医説』福田安典編著、三弥井書店、2002年
- 『三輪田米山日記を読む』三浦和尚共編著、創風社出版、2011年
- 『伊予俳人栗田樗堂全集』松井忍・寺島徹・服部直子・福田安典編著、和泉書院、2020年
論文
[編集]外部リンク
[編集]脚注
[編集]- ^ 『平賀源内の研究』著者紹介、外部リンク
- ^ “日本古典文学会賞 e-hon 文学賞ページ”. www.e-hon.ne.jp. 2020年12月7日閲覧。
- ^ “日本女子大学 受賞・活躍紹介サイト » Blog Archive » 文学部日本文学科 福田安典教授著『平賀源内の研究 大坂篇 源内と上方学界』が、日本医史学会関西支部「医譚(いたん)賞」を受賞”. 2020年12月7日閲覧。
- ^ “2年ぶりの芭蕉祭 コロナで規模縮小、170人参加 文科大臣賞に「伊予俳人 栗田樗堂全集」 伊賀 /三重” (jp). Mainichi Daily News. (2020年10月13日) 2020年12月7日閲覧。