福島喜裕
福島 喜裕 | |
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出身地 | 徳島県鳴門市 |
学歴 |
武蔵野音楽大学 音楽学部卒業 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 |
打楽器奏者 音楽学者 |
担当楽器 | パーカッション |
活動期間 | 1970年代 - |
事務所 |
(徳島文理大学→) (東京シティ・フィル ハーモニック管弦楽団→) 日本フィルハーモニー交響楽団 |
共同作業者 |
(東京シティ・フィル ハーモニック管弦楽団→) 日本フィルハーモニー交響楽団 |
福島 喜裕(ふくしま よしひろ)は、日本の打楽器奏者、音楽学者。公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団パーカッション。
徳島文理大学音楽学部講師、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団パーカッションなどを歴任した。
概要
[編集]徳島県出身の打楽器奏者である[1]。日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会にて、バルトーク・ベーラの『2台のピアノと打楽器のための協奏曲』のソリストを務めたことでよく知られている[1]。また、スティーヴ・ライヒのクラッピング・ミュージックを日本にいち早く紹介するなど、打楽器分野の振興に尽力した。そのほか、日本製のシンバル第一号を所有する人物としても知られている。徳島文理大学などで教鞭を執るなど[1]、後進の育成にも力を注いでおり、全国各地で打楽器を用いたワークショップを実施した[1]。
来歴
[編集]生い立ち
[編集]徳島県鳴門市にて育った[1]。武蔵野音楽学園が設置・運営する武蔵野音楽大学に進学し[1]、音楽学部にて学んだ。大学生の頃から、既に東京都に所在するプロの管弦楽団で活動していた[1]。1978年(昭和53年)、武蔵野音楽大学を卒業した[1]。それにともない、芸術学士の称号を取得した[† 1]。打楽器を小林美隆、佐藤英彦に師事した[1]。また、マリンバを高橋美智子らに師事した[1]。そのほか、ヴェルナー・テーリヒェンからも指導を受けた[1]。
音楽家として
[編集]村崎学園が設置・運営する徳島文理大学に採用され[1]、音楽学部にて講師として奉職した[1]。1982年(昭和57年)、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団に入団した[1]。1993年(平成5年)、財団法人である日本フィルハーモニー交響楽団に転じた[1][† 2]。2000年(平成12年)の定期演奏会では、バルトーク・ベーラの『2台のピアノと打楽器のための協奏曲』のソリストを務めたことで注目を集めた[1]。
人物
[編集]- シンバル
- シンバルは、長年にわたり小出製作所のモデルを愛用する[2]。
- 拍手
- クラッピング・ミュージックをいち早く日本に紹介した人物であり、打楽器奏者でもあることから、拍手の仕方について講じることも多い[3]。拍手で感情を伝えることができると説く[4]。
- 趣味嗜好
- プロ野球では、阪神タイガースのファンである[5]。
略歴
[編集]- 1978年 - 武蔵野音楽大学音楽学部卒業[1]。
- 1982年 - 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団入団[1]。
- 1993年 - 日本フィルハーモニー交響楽団入団[1]。
出演
[編集]テレビ
[編集]脚注
[編集]註釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 「出演者」『これまでの放送|題名のない音楽会|テレビ朝日』テレビ朝日。
- ^ 目良友樹「千の凹凸、響きに奥行き――国内唯一のシンバル製作所」『千の凹凸、響きに奥行き 国内唯一のシンバル製作所: 日本経済新聞』日本経済新聞社、2020年4月20日。
- ^ 『タモリ倶楽部』テレビ朝日、2020年12月4日。
- ^ Mr.tsubaking「無声援試合でも応援はできる? “拍手のテク”を楽団奏者に聞く」『無声援試合でも応援はできる?“拍手のテク”を楽団奏者に聞く | 日刊SPA!』扶桑社、2020年8月21日。
- ^ Mr.tsubaking「無声援試合でも応援はできる? “拍手のテク”を楽団奏者に聞く」『無声援試合でも応援はできる?“拍手のテク”を楽団奏者に聞く | 日刊SPA! | ページ 2』扶桑社、2020年8月21日。
- ^ 「12/4(金)深夜0時20分『タモリ俱楽部』に打楽器福島喜裕が出演します」『【テレビ放映】12/4(金)深夜0時20分「タモリ俱楽部」に打楽器福島喜裕が出演します | 日本フィルハーモニー交響楽団』日本フィルハーモニー交響楽団。
- ^ “「本日4月9日(金)深夜0時20分~ テレビ朝日『タモリ俱楽部』に打楽器福島喜裕が出演します! お見逃しなく~”. 日本フィルハーモニー交響楽団Twitter(@Japanphi) (2021年4月9日). 2021年4月10日閲覧。