福岡県立福岡中央高等学校
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(福岡県福岡女子高等学校から転送)
福岡県立福岡中央高等学校 | |
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北緯33度34分34.5秒 東経130度23分51.3秒 / 北緯33.576250度 東経130.397583度座標: 北緯33度34分34.5秒 東経130度23分51.3秒 / 北緯33.576250度 東経130.397583度 | |
過去の名称 |
福岡市立福岡高等女学校 福岡県福岡高等女学校 福岡市立福岡高等女学校 福岡県立福岡高等女学校 福岡県福岡高等女学校 福岡県福岡女子高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 福岡県 |
学区 | 福岡県第五学区(旧第六学区) |
校訓 | 誠意 仁愛 努力 |
設立年月日 | 1898年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学校コード | D140213000066 |
高校コード | 40140E |
所在地 | 〒810-0014 |
福岡県福岡市中央区平尾三丁目20番57号 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
福岡県立福岡中央高等学校(ふくおかけんりつ ふくおかちゅうおうこうとうがっこう)は、福岡県福岡市中央区平尾三丁目に位置する県立高等学校。
県立の公立高校では唯一福岡市中央区に位置している。通称は「福中」(ふくちゅう)であり、校内では「中央」と呼ぶことが多い。全日制課程に普通科を設置している。
かつては女子校(高等女学校)であったため女子生徒数の比率が高い。2007年5月1日現在の生徒数は男子433人、女子625人。
沿革
[編集]- 1898年(明治31年)6月6日 - 福岡市立福岡高等女学校設置認可。
- 1900年(明治33年)5月23日 - 福岡県福岡高等女学校と改称。
- 1901年(明治34年)5月9日 - 福岡市立福岡高等女学校と改称。
- 1901年(明治34年)11月20日 - 校舎移転。
- 1902年(明治35年)4月1日 - 香蘭会結成。
- 1908年(明治41年)4月1日 - 福岡県立福岡高等女学校と改称。
- 1908年(明治41年)10月31日 - 同窓会、香蘭会と合併。
- 1918年(大正7年)6月6日 - 旧校歌制定。
- 1925年(大正14年)4月1日 - 福岡県福岡高等女学校と改称。
- 1932年(昭和7年)3月10日 - 校舎移転。
- 1938年(昭和13年)6月6日 - 校旗制定。
- 1948年(昭和23年)4月1日 - 福岡県福岡女子高等学校と改称、専攻科を廃止。
- 1948年(昭和23年)11月23日 - 第1回全日本合唱コンクール学生部門優勝[1]。
- 1949年(昭和24年)4月1日 - 福岡県立福岡中央高等学校と改称。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 新校旗制定。
- 1957年(昭和32年)6月6日 - 新校歌制定。
- 1984年(昭和59年)4月16日 - 校舎の改築が竣工。
教育組織
[編集]次の教育組織がある。
- 全日制の課程
- 普通科
普通科2年は「文系コース」と「理系コース」へ、続いて3年には「文Iコース(国公立文系)」「文IIコース(私立文系)」「理系コース」へ分かれる。
尚、この学校には「1年3学期」「2年3学期」は名前だけでしか存在しておらず、それぞれ「2年0学期」「3年0学期」として扱われている。これは、早い時期から次学年への意識を高めようという学校側の方針である。
校章
[編集]八咫の鏡に星を組み合わせたもの。
校歌
[編集]福岡中央高等学校校歌
[編集]一、平尾の台に 春来れば 花咲き鳥は 囀りて 物皆和む 日の光 この暢達の 気象こそ 学びて我等が則とせむ 中央 中央 福岡中央 二、玄海浪は 高くとも 照らす真如の月はあり 秋清澄の 心もて 真の道を 求め行かむ 若き我等が 意気は燃ゆ 中央 中央 福岡中央 三、ああ人の世に生れ来て 人とならむと学ぶこそ 実に大いなる恵みなれ 故きをたずね今を知り 進み行く世に尽しなむ 中央 中央 福岡中央
福岡高等女学校校歌
[編集]- 作詞・久保田俊夫
- 作曲・中野喜代
一、朝に仰ぐ背振山 山に不動の姿あり 夕見放くる玄海の 波に不断の響あり 不動の姿、不断の音 何か吾等の友ならぬ 二、いざや吾友諸共に 誠意仁愛努力てふ 教訓の糸を経緯に 織りそ出さん綾錦 色も匂もいやましに 御代の光をそへぬべく
学校行事
[編集]- 4月 - 入学式
- 5月 - 克己心育成の体験学習(1年のみ)
- 6月 - 水無月祭(文化祭)
- 7月 - クラスマッチ
- 9月 - 体育大会
- 1月 - 予餞会、修学旅行
- 2月 - マラソン大会
- 3月 - 卒業式、学力検査、合格発表
部活動
[編集]- 運動部
- 文化部
通学手段など
[編集]- 生徒の主な通学手段
- 最寄り鉄道駅など
通学区域
[編集]第五学区に含まれるが、他学区内にも受験可能な区域がある。以下の区域を通学区域とする(特記ない場合はその自治体内の全区域)。
著名な出身者
[編集]- 森禮子 - 作家、『モッキングバードのいる街』で第82回芥川賞を受賞
- 大道珠貴 - 作家、『しょっぱいドライブ』で第128回芥川賞を受賞
- 長谷川町子 - 漫画家、旧制福岡県立福岡高等女学校2年生の1933年(昭和8年)まで在学。
- 森口博子 - 歌手、女優(※芸能界入りのため途中で堀越高等学校へ転校した)
- 分山貴美子 - 口笛演奏家
- 米倉斉加年 - 俳優
- 田中久也 - 福岡県議会議員。第39代福岡県議会議長。30年以上香蘭会(同窓会)会長(旧制県立中学修猷館から転校(学制改革で男女共学化に伴う修猷館中学と福岡高女の生徒交換))
- 田中優次 - (株)西部ガス社長、日本ガス協会副会長
- 藤井徳夫 - イフジ産業(株)創業者・元社長
- 村田邦彦 - (株)ピエトロ創業者・元社長
- 岡部はち郎 - タレント
- 熊丸真太郎 - 教育学者
- 奥村心雪 - キャラクターデザイナー
- 岩下智子 - フルート奏者
- 萬代峰子 - 女優、宝塚歌劇団卒業生
- 渕上舞 - 声優
- 岩崎大輔 - ピアニスト
- 松浦義和(佳一) - キーボードプレイヤー・作編曲家、ロックバンド「プリズム」や「ラムー」他多くのCDで演奏し、NHKのテーマ音楽作曲などでも活躍
- 山本圭介 - ホテルニューオータニ博多代表取締役社長
- 本田直輝 - 作詞家
- 西田藍 - アイドル、エッセイスト、書評家
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 全日本合唱連盟発行「ハーモニー」No.92(1995年)によれば、当初審査員の採点で一位だった東京大学音楽部コールアカデミーが演奏規定違反で失格になったため、二位だった福岡女子高(当時)が繰上げで優勝になったとされる。