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神造島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
神造島、左から辺田小島、弁天島、沖小島

神造島(かみつくりしま)は別名を隼人三島といい、北側から順に辺田小島、弁天島、沖小島と呼ばれる3つの島の総称である。鹿児島湾湾奥部、霧島市沖にある無人島。

続日本紀』に天平宝字8年12月(765年)に7日にわたる造島活動があって民家62戸が埋まり80余人が犠牲となったことと[1]、それは大穴持神(おおなむちのかみ)(霧島市国分の大穴持神社の祭神)の神業によるものであったこととが記載されているが[2]、実際には桜島の噴火活動の影響でできた島であるとされている。

脚注

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  1. ^ 天平宝字8年12月是月条。
  2. ^ 宝亀9年(779)12月甲申(12日)条。

参考文献

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  • 三ツ石友三郎編 『隼人郷土誌』 隼人町役場、1985年
  • 『鹿児島県の地名』(日本歴史地名大系第47巻)平凡社 1998年
  • 原口 泉・永山 修一・日隈 正守・松尾 千歳・皆村 武一 『鹿児島県の歴史』 山川出版社 1999年 ISBN 4-634-32460-1

関連項目

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