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神谷航平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かみや こうへい

神谷 航平
生誕 (2005-06-20) 2005年6月20日(19歳)
日本の旗 日本群馬県高崎市
国籍 日本の旗 日本
職業 社会起業家
雇用者 Change of Perspective
肩書き 代表理事
受賞 Forbes Japan 30 under 30(2023)
MY PROJECT AWARD 2022(文科大臣賞)
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神谷 航平(かみや こうへい、2005年6月20日 - )は、日本の社会起業家群馬県高崎市出身。NPO法人Change of Perspective代表理事。[1]

Forbes Japan 30 under 30 2023 受賞者。MY PROJECT AWARD 2022 文部科学大臣賞受賞[2]

来歴

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中学生の頃、「登下校のときの靴の色は白のみ」「学校から帰宅後、午後4時までは自宅から外出してはいけない」といった校則に疑問を持ったことをきっかけに活動を開始。中3からの活動ということもあり実際に変えるまでは至らなかったものの、この時の経験が活動を全国に広げるきっかけになったと本人は後に語っている。[3][4][5]

高校1年生になる2021年4月1日に群馬県教育委員会に県立高校の校則の開示を請求するも、「県庁に校則が保管されていない」という理由で不開示になる(のちに開示)。[3]

開示を請求をした段階では、校則を公開するという目的はなく、純粋に群馬県内の高校の校則に興味を持って開示請求をした。開示された段階で、苦労して手に入れたものを、ただ自分の手元に置いておくのはなんだかもったいないと考え、広く一般に公開する活動を始めたと本人は後に語っている。[6]

ほかの県や自治体に対しても開示請求を行い、Twitter(現X)などにおいて有志を募ったうえで校則のデータベースである「全国校則一覧[7]」を開設。開示請求等を続けながら順次校則の公開を進め、1700校程度の校則が公開されている。[3][4][5][8]

その過程において多数のメディア出演があり、大学での講演など幅広く活動している。[9]

「全国校則一覧」の活動を通して、今まで公開されていなかった校則を広く一般に公開したことや、学校内民主主義の形成について啓発したことが評価され、Forbes Japan 30 under 30 2023などを受賞した。[10]

脚注

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出典

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  1. ^ 全国校則一覧 (2022年5月31日). “当サイトについて”. 全国校則一覧. 2024年1月14日閲覧。
  2. ^ 高校生向け|マイプロジェクト”. myprojects.jp. 2024年1月14日閲覧。
  3. ^ a b c 「なぜ校則を変える校則がないの?」現役高校生がつくった全国1700校の校則データベースを使ってみた”. OTEMOTO[オ・テモト] (2023年11月24日). 2024年1月14日閲覧。
  4. ^ a b 「4時まで外出禁止」何のため 高校生が1400校の校則を調べたら:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2022年11月29日). 2024年1月14日閲覧。
  5. ^ a b 【子どもの権利】<上>「社会変える」若者の後押しを…校則をデータベース化した高校生・神谷航平さん(18)”. 読売新聞オンライン (2023年12月20日). 2024年1月14日閲覧。
  6. ^ 苦労して手にした情報だから、シェアしたい。校則のデータベース化に取り組む現役高校生の視点 | 株式会社リクルート”. (c) Recruit Co., Ltd. (2023年3月10日). 2024年1月27日閲覧。
  7. ^ 全国校則一覧 (2021年9月4日). “全国校則一覧”. 全国校則一覧. 2024年1月27日閲覧。
  8. ^ みくり (2023年4月25日). “小さな一歩の継続が大きなチャレンジへ|日本で一番校則のデータを集めている高校生 神谷航平さんにインタビュー - 青楓館(せいふうかん)高等学院”. 2024年1月14日閲覧。
  9. ^ 主権者教育~校則・生徒会からはじめる誰でもできる社会の動かし方~ | 8/19-20 Tokyo Education Show at 東京学芸大学 小金井キャンパス”. Tokyo Education Show(TES). 2024年1月14日閲覧。
  10. ^ 「世界を変える若い人」学校の規則を紹介する高校生が選ばれた”. NEWS WEB EASY. 2024年1月14日閲覧。