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神聞勝命

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
神聞勝命
時代 古墳時代
生誕 不明
死没 不明
別名 大中臣神聞勝命
主君 崇神天皇
氏族 中臣氏
父母 父:梨迹臣命、母:冨炊屋媛命
久志宇賀主命
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神聞勝命(かみききかつのみこと)は、古墳時代豪族中臣氏の祖。

概要

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常陸国風土記香嶋郡条に登場する人物で、同書によると崇神朝に神が大坂山頂に白妙の大御服を着て顕現し、白鉾の御杖を取って神勅を下したとされる。そこで天皇は八十の伴緒を召集し、神託を下した神について問うと、大中臣神聞勝命が「大八嶋国は汝が知ろすべき国と言向け賜った、香嶋国に坐す天津大御神(鹿島神)の下された教戒です」と答えた。天皇はこの言を聞いて驚き恐み、太刀十口、鉾二枚、鉄弓二張、鉄箭二具、許呂四口、枚鉄一連、練鉄一連、馬一匹、鞍一具、八咫鏡二面、五色の絁一連の幣帛を神宮に奉納したとされる。

系譜

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父は梨津臣命、母は冨炊屋媛命とされる[1]


脚注

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  1. ^ 尊卑分脈

関連項目

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