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神田修

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

神田修(かんだ おさむ、1929年5月23日[1] - 2022年2月25日[2])は、日本の教育行政学者、九州大学名誉教授。

略歴

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長野県出身。長野県飯山北高等学校卒、1954年東京大学教育学部卒、神奈川県教育委員会勤務を経て、1970年東京大学大学院教育行政学修了、「「明治憲法」下における教育行政と"地方自治" 戦前日本の教育行政の機構と思想に関する研究序説」で教育学博士の学位を取得。1968年立正大学専任講師となり、1971年助教授、1976年教授をへて、1981年九州大学教育学部教授。1993年定年退官、名誉教授、山梨学院大学教授、2003年退職。日本教育法学会会長を務めた[3]

著書

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  • 『明治憲法下の教育行政の研究 戦前日本の教育行政と「地方自治」』福村出版 1970
  • 『教師の研修権 学校教育と教師の地位』三省堂 1988

共編著

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  • 『史料教育法』寺崎昌男,平原春好共編 学陽書房 1973
  • 『教育基本法文献選集 5 学校教育と教職員の権利 第6条』編 学陽書房 1978
  • 『史料日本の教育』山住正己共編 学陽書房 1978
  • 『教育法規事典』兼子仁共編著 北樹出版 1979
  • 児童憲章 日本の子どもの権利宣言』田代不二男共編著 北樹出版 1980
  • 『学校からみた教育政策 子ども・父母・住民サイドで考える』牧柾名共編 有斐閣選書 1983
  • 『教師の採用 開かれた教師選びへの提言』土屋基規共著 有斐閣選書 1984
  • 『資料中野区・教育委員準公選を知るために』兼子仁共編 エイデル研究所 1985
  • 『必携学校経営 研究・実践・資料を生かす 学校・教育改革の全課題に応える事典』高野桂一,河野重男共編著 エイデル研究所 1986
  • 『現代教育の課題』南里悦史,住田正樹,望田研吾共編著 北樹出版 1991
  • 『教育法と教育行政の理論』編著 三省堂 1993
  • 『教育法 (ホーンブック)』兼子仁共編著 北樹出版 1995
  • 『現代教育学を学ぶ』住田正樹, 南里悦史, 望田研吾共編著 北樹出版 1996
  • 『教育行政学 (ホーンブック)』平原春好共編著 北樹出版 1996
  • 『教育法規新事典』兼子仁共編著 北樹出版 1999

脚注

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  1. ^ 『現代日本人名録』1987
  2. ^ 神田修氏が死去:西日本新聞
  3. ^ 神田修教授略歴 (中川良延教授,神田修教授 退職記念号)」『山梨学院大学法学論集』第49巻、山梨学院大学、2003年、949-980頁、ISSN 03876160NAID 110000357502 
先代
平原春好
日本教育法学会会長
1997年 - 1999年
次代
平原春好