神田まつや
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神田まつや KANDA-MATSUYA | |
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神田まつや (2009年9月27日撮影) | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町一丁目13番地1 |
座標 | 北緯35度41分45.98秒 東経139度46分7.55秒 / 北緯35.6961056度 東経139.7687639度座標: 北緯35度41分45.98秒 東経139度46分7.55秒 / 北緯35.6961056度 東経139.7687639度 |
開業日 | 月 - 土曜日・祝日 |
閉業日 | 日曜日 |
正式名称 | 神田まつや |
営業時間 |
午前11時 - 午後8時 (土・祝 - 午後7時) |
最寄駅 |
JR総武線秋葉原駅 JR京浜東北線神田駅 JR中央線御茶ノ水駅 東京メトロ丸ノ内線淡路町駅 東京メトロ銀座線神田駅 |
最寄IC | 首都高速神田橋出入口 |
外部リンク | http://www.kanda-matsuya.jp |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1丁目13番地1 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 3010001013617 |
外部リンク |
www |
神田まつや(かんだまつや)は、東京都千代田区神田須田町にある蕎麦の専門店である。本店のほか、吉祥寺にも支店(東急百貨店吉祥寺店9階)がある。
概要
[編集]1884年(明治17年)、初代・福島市蔵が現在地に創業、その後福島家が二代続く。
1925年(大正14年)、関東大震災の後に福島家から小高家に受継がれ、初代・小高政吉が継承する。現在の建物はこのとき新たに建造されたもの。
二代目・小高賢次郎は、「魚籃坂の藪そば」に於いて関谷作太郎(後に「大森梅屋敷の藪そば」の創業者)に学ぶ。三代目・小高登志は「藪風会」に於いて「神田藪そば」の先代、「上野蓮玉庵」の先代、「神田錦町更科」の先代等に、そば打ちの技法並びにつけ汁の技術等を学んだ。
日清食品から2012年11月26日に「老舗の逸品 神田まつや監修 鶏南ばんそば」[1]が、2013年6月10日に「老舗の逸品 神田まつや監修 カレー南ばんそば」[2]がそれぞれ全国発売されている。いずれも同店の監修により制作された、甘辛く濃いめのつゆと具材が特徴である。
2019年、四代目・小高孝之が継いでいる(以上、特に断らない限り出典:[3][4])。
その他
[編集]食通としても知られる小説家の池波正太郎がひいきにした店で、池波のエッセー『散歩のとき何か食べたくなって』や『むかしの味』でもよく足を運ぶと記されている[5]。
店舗は関東大震災後の1925年(大正14年)に建築された木造2階建ての建物で、2001年(平成12年)に東京都選定歴史的建造物に選定されている。
- 建設年 - 大正14年(1925年)
- 設計者 - 不詳
- 構造規模 - 木造2階
- 概要 - 左右の出入り口の上部に、松模様の欄間飾りを施してある。平面を見ると、入口の部分が、現在はコンクリートであるが、以前は土間であったと考えられる[6]。
出版
[編集]- 林家いっ平「野暮と呼ばないで!神田まつや 太打ちそば」『「老舗」味めぐり』東京グラフ社、2006年、112頁。ISBN 4-7662-0976-1。
- 岩﨑信也「いまの品書きを大切にしていきたい 東京・神田須田町「神田まつや」小高 孝之さん」『蕎麦春秋』第10号、リベラルタイム出版社、2009年7月24日、7-9頁、全国書誌番号:01015413。
- 「暖簾百年、名代のそば―武生・うるしや/木曽福島・くるまや本店/東京・神田まつや」『太陽』第36巻第13号、平凡社、1998年、9-19頁、ISSN 0039-5080、NAID 40002298956。
- 中村雄昂「神田まつや 江戸の風情を偲ばせる風雅な造り 昔の味を大事に育てて超繁盛」『道経塾』第4巻第6号、モラロジー研究所、2003年、61-63頁、全国書誌番号:00111715。
- 南勉「今に活きる古い建物(16)神田まつや」『歴史読本』第52巻第4号、Kadokawa、2007年、38-40頁、全国書誌番号:00024584。
ギャラリー
[編集]-
入口周りの外観(2009年9月27日撮影)
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2階部分の外観(2009年9月27日撮影)
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2階部分の外観(2009年9月27日撮影)
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2階部分の軒裏(2009年9月27日撮影)
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もりそば(2009年10月1日撮影)
脚注
[編集]- ^ “「老舗の逸品 神田まつや監修 鶏南ばんそば」2012年11月26日(月)新発売!”. 日清食品株式会社 (2012年11月12日). 2013年1月27日閲覧。
- ^ “「老舗の逸品 神田まつや監修 カレー南ばんそば」2013年6月10日(月)新発売!”. 日清食品株式会社 (2013年5月27日). 2013年6月9日閲覧。
- ^ “ごあいさつ”. 神田まつやOfficial Website. 2024年4月20日閲覧。
- ^ 岩﨑信也「いまの品書きを大切にしていきたい 東京・神田須田町「神田まつや」小高 孝之さん」『蕎麦春秋』第10号、リベラルタイム出版社、2009年7月24日、7-9頁。
- ^ 吉田類 (2012年5月17日). “【吉田類 大衆酒場100選】 神田まつや 池波正太郎の愛した「そば前」「昼酒」に酔いしれる”. Gendai.Net. 株式会社日刊現代. 2013年2月20日閲覧。
- ^ “東京都選定歴史的建造物詳細 31~40”. 東京都都市整備局. 2024年4月20日閲覧。