神崎克郎
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神崎 克郎(かんざき かつろう、1937年(昭和12年)4月1日 - 2006年(平成18年)2月15日)は、日本の法学者。専門は商法。学位は法学博士(神戸大学・論文博士・1969年)[1]。神戸大学名誉教授。叙正四位・授勲瑞宝中綬章。兵庫県出身。弟子に伊勢田道仁など。
略歴
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- 1961年(昭和36年) 神戸大学法学部卒業。
- 1962年(昭和37年)コロンビア大学法科大学院留学
- 1969年(昭和44年) 神戸大学より法学博士の学位を受く(学位論文「証券取引規制の研究」)。→「Category:法学博士取得者」を参照
- 1974年(昭和49年) 神戸大学法学部教授。
- 1992年(平成4年) 神戸大学法学部長。
- 2000年(平成12年) 姫路獨協大学法学部教授。神戸大学名誉教授。
- 2003年(平成15年) 関西学院大学法学部教授。
- 2004年(平成16年) 関西学院大学大学院司法研究科教授。
- 2006年(平成18年)2月15日 逝去。叙正四位・授勲瑞宝中綬章。
学会・社会的活動
[編集]商品取引所審議会委員、商品取引所審議会会長、公認会計士審査会委員、証券取引所審議会委員、証券取引審議会不公正取引特別部会委員、大学設置審議会専門委員、司法試験第二次試験考査委員、信託法学会理事、日本私法学会理事、日米法学会日本支部理事、日米法学会日本支部評議員、金融法学会理事、日本海法学会理事、村田奨学財団選考委員、信託協会信託研究奨励金選考委員、村田製作所社外取締役、証券保管振替機構社外取締役を歴任。
著書
[編集]単著
[編集]- 『証券取引規制の研究』(神戸大学研究双書刊行会〈神戸法学双書8〉、1968年)
- 『商行為法(1)商事売買の機能的考察』(有斐閣〈有斐閣大学双書〉、1973年)
- 『現代法律学講座(17)商法2 会社法』(青林書院新社、1977年)
- 『証券取引の法律』(日本経済新聞社〈日経文庫〉、1978年)
- 『ディスクロージャー』(弘文堂〈弘文堂法学選書7〉、1978年)
- 『現代法律学全集(42)証券取引法』(青林書院新社、1980年)
- 『取締役制度論――義務と責任の法的研究』(中央経済社、1981年)
- 『商法総則・商行為法通論』(同文舘出版、1982年)
- 『会社法詳説』(中央経済社、1984年)
- 『現代法律学講座(17)商法2 会社法〔新版〕』(青林書院新社、1984年)
- 『証券取引の法理』(商事法務研究会、1987年)
- 『現代法律学全集(42)証券取引法〔新版〕』(青林書院、1987年)
- 『商法総則・商行為法通論〔改訂版〕』(同文舘出版、1988年)
- 『現代法律学講座(17)商法2 会社法〔第3版〕』(青林書院、1991年)
- 『商法総則・商行為法通論〔新訂版〕』(同文舘出版、1999年)
共著
[編集]編著
[編集]- 『平成10年改正商品取引所法逐条解説』(商事法務研究会、2000年)
共編著
[編集]- (河本一郎・大武泰南)『証券取引の実務相談』(有斐閣〈実務相談シリーズ5〉、1970年)
- (龍田節)『証券取引法大系――河本一郎先生還暦記念』(商事法務研究会、1986年)
- (平出慶道・村重慶一)『注解法律学全集(25)手形・小切手法』(青林書院、1997年)
- (河本一郎・大武泰南)『証券取引ハンドブック〔第4版〕』(ダイヤモンド社、2000年)