神の娘
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神の娘 | |
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A Daughter of the Gods | |
監督 | ハーバート・ブレノン |
脚本 | ハーバート・ブレノン |
製作 | ウィリアム・フォックス |
製作総指揮 | ウィリアム・フォックス |
出演者 | アネット・ケラーマン |
撮影 |
アンドレ・バルラティエ J・ロイ・ハント |
編集 | ヘティ・グレイ・ベイカー |
配給 | フォックス映画 |
公開 |
1916年10月17日 1918年7月26日 |
上映時間 | 180分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | 1,000,000米ドル |
『神の娘』(かみのむすめ、英語: A Daughter of the Gods, 「神々の娘」の意)は、1916年(大正5年)製作・公開、ハーバート・ブレノン監督によるアメリカ合衆国の映画、サイレント映画である。映画史上で初めて、メジャースターによるフルヌードシーンのある映画として知られる。
略歴・概要
[編集]ウィリアム・フォックスが100万米ドル(当時の日本円では220万円[1])の巨費を投じ、ジャマイカのキングストンに巨大なセットを建てて撮影した、180分の巨篇である。
日本では、1918年(大正7年)に公開されたが、当時、京都・新京極の帝国館が掲出したポスターの記述によれば、「全長壱萬呎」(1万フィート)、「出演俳優 21,218人」、「矮人国の童人 12,000人」、「人魚の数 200余」、「鰐魚 80余頭」、「消費フィルム尺数 22万3,000呎」とし、「本映畫の出現は正にキネマ史上に於ける一大奇蹟たり」と謳われている[1]。同劇場での同時上映は、パラマウント映画の短篇コメディ『デブ君の濱遊び』(Coney Island、21分、1917年)であった[1]。
スチル写真は残されているが、プリントは現存していない。
スタッフ・作品データ
[編集]- 製作 : ウィリアム・フォックス
- 監督・脚本 : ハーバート・ブレノン
- 撮影 : アンドレ・バルラティエ、J・ロイ・ハント
- 編集 : ヘティ・グレイ・ベイカー
- フォーマット : 白黒映画 - スタンダード・サイズ(1.33:1) - サイレント映画
キャスト
[編集]- アネット・ケラーマン - アニシア(神々の娘)
- ウィリアム・E・シェイ - オマール王子
- ハル・デ・フォレスト - サルタン
- マーセル・ホンタバット - クリオネ
- ヴァイオレット・ホーナー - ザラー
- ジェイン・リー - オマール小公子
- スチュアート・ホームズ - ムーア人の商人
- キャサリン・リー - ナイディア
- リッカ・アレン - 悪の魔女
- ミリー・リストン - ザラーの母
- ヘンリエッタ・ギルバート - 女神の妖精
- ウォルター・ジェームズ - 宦官長
- ウォルター・マッカロー - サルタンの護衛長
- マーク・プライス - 奴隷商人
- ルイーズ・ライアル - その妻
- エドワード・ボアリング - アラブのシーク
- バーバラ・キャッスルトン