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目名駅

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磯谷駅から転送)
目名駅
駅舎(2017年9月)
めな
Mena
S29 熱郛 (15.4 km)
(7.6 km) 蘭越 S27
地図
所在地 北海道磯谷郡蘭越町目名
北緯42度45分41秒 東経140度27分56.45秒 / 北緯42.76139度 東経140.4656806度 / 42.76139; 140.4656806座標: 北緯42度45分41秒 東経140度27分56.45秒 / 北緯42.76139度 東経140.4656806度 / 42.76139; 140.4656806
駅番号 S28
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線
キロ程 155.8 km(函館起点)
電報略号 メナ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
8人/日
-2014年-
開業年月日 1904年明治37年)10月15日[1]
備考 無人駅[2]
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目名駅(めなえき)は、北海道磯谷郡蘭越町目名にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線である。駅番号S28電報略号メナ事務管理コードは▲130102[3]。当駅から滝川駅まで本社管轄となる。

歴史

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1976年の目名駅と周囲約750m範囲。左下が長万部方面。少しずれた形の相対式ホームと待避用中線を有する2面3線。駅舎横の長万部側に貨物ホームと引込み線を有しているが、既に貨物取扱廃止となっていて、黄色の保線車とレール運搬台車らしき姿が見える。駅裏の長万部側には、保線車用の青屋根の車庫と引込み線がある。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

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旧駅名の「磯谷」は郡名からで、もともとは現在寿都郡となっている現:寿都町磯谷・横澗の付近から発生した地名で、アイヌ語の「イソヤ(iso-ya)」(岩磯の・岸)に字を当てたものであった[5][6]

現名称の「目名」もまたアイヌ語に由来し、尻別川支流の目名川のアイヌ語名「メナ」に由来する。この「メナ」は現在では語義不明となっているが、一説には「支流」「細い流れ」「水溜まり」「泉池川」など諸説が後人の研究によって挙げられている[7]

駅構造

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ホーム(2017年9月)

駅舎に面した単式ホーム1面1線と、ホームのない副本線1線を持つ地上駅一線スルー構造である。倶知安駅管理の無人駅[2]駅舎は「町民サロン」を併設しているが、いたって小さい。

交換設備が1986年に一旦撤去されている。現在のダイヤでは充分なものの、2000年有珠山噴火の際に室蘭本線が一部不通となり、通常室蘭本線・千歳線経由で運転されている特急列車貨物列車函館本線長万部駅 - 札幌駅間)経由で運行することになったが、交換設備が少ないため運休列車が多発した。今後も室蘭本線災害時の迂回ルートとなるため、災害時輸送力増強を目的として当駅に交換設備が再度設置された。

利用状況

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乗車人員の推移は以下の通り。年間の値のみ判明している年度は日数割で算出した参考値を括弧書きで示す。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

乗車人員推移
年度 乗車人員(人) 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1978年(昭和53年) 175.0 [8]
2015年(平成27年) 「10名以下」 [JR北 2]
2017年(平成29年) 9.0 [9]
2018年(平成30年) 7.6 [10]
2019年(令和元年) 「10名以下」 [JR北 3]
2020年(令和02年) 「10名以下」 [JR北 4]

駅周辺

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隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線
熱郛駅 (S29) - *上目名駅 - 目名駅 (S28) - 蘭越駅 (S27)
*打消線は廃駅

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、810頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 11号 函館駅・大沼公園駅・倶知安駅ほか72駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月21日、24頁。 
  3. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、215頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  4. ^ “「通報」●函館本線上目名駅ほか6駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1982年2月27日) 
  5. ^ 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 別巻〉、2018年11月30日、457頁。ISBN 978-4-88323-114-0 
  6. ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、28頁。ASIN B000J9RBUY 
  7. ^ 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 別巻〉、2018年11月30日、463頁。ISBN 978-4-88323-114-0 
  8. ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、808頁。doi:10.11501/12065814https://dl.ndl.go.jp/pid/12065814 
  9. ^ 函館線 長万部・小樽間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第6回ブロック会議(令和元年7月~8月)]. 北海道. p. 4 (2019年7月22日). 2021年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
  10. ^ 函館線 長万部・小樽間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第7回ブロック会議(令和2年8月)]. 北海道. p. 4 (2020年8月26日). 2021年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。

JR北海道

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  1. ^ 駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2007年9月12日。オリジナルの2007年9月30日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20070930015220/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/070912-3.pdf2014年9月6日閲覧 
  2. ^ 極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
  3. ^ 駅別乗車人員” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 全線区のご利用状況. 北海道旅客鉄道 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月5日閲覧。
  4. ^ 駅別乗車人員” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 全線区のご利用状況. 北海道旅客鉄道 (2021年9月30日). 2022年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月1日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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