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碧海古井駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
碧海古井駅
駅舎(2019年2月)
へきかいふるい
HEKIKAI FURUI
GN02 南安城 (1.7 km)
(1.0 km) 堀内公園 GN04
地図
所在地 愛知県安城市古井町大久後4番地5
北緯34度56分14秒 東経137度5分27秒 / 北緯34.93722度 東経137.09083度 / 34.93722; 137.09083座標: 北緯34度56分14秒 東経137度5分27秒 / 北緯34.93722度 東経137.09083度 / 34.93722; 137.09083
駅番号 GN  03 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 西尾線
キロ程 5.7 km(新安城起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年次-
1,123人/日
-2022年[1]-
開業年月日 1926年(大正15年)7月1日
テンプレートを表示

碧海古井駅(へきかいふるいえき)は、愛知県安城市古井町にある、名鉄西尾線である。駅番号はGN03

原則として普通列車のみ停車するが、平日の朝に名古屋方面行急行の特別停車が1本のみ設定されている。

歴史

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駅近傍を東海道新幹線が交差することから、新幹線新駅設置計画の際に候補地の一つに挙がったが、広い用地の確保が難しく、かつ国鉄(計画当時)が他社線によるアクセスに難色を示したため、結局、現在の三河安城駅がある二本木地区に決まった。

西尾線には碧海古井駅の他、碧海堀内駅、碧海桜井駅と、頭に「碧海」の付く駅が碧海電気鉄道として開通した区間に3駅あったが、2008年(平成20年)6月29日のダイヤ改正で南桜井駅が開業すると碧海堀内駅は「堀内公園駅」に、碧海桜井駅は「桜井駅」に改称された。しかし、碧海古井駅は変更されず、そのまま残っている。

駅構造

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4両編成対応の単式ホーム1面1線を有する地上駅[3]駅集中管理システムが導入されている無人駅で、西尾駅が管理している。

のりば
路線 方向 行先
GN 西尾線 下り 西尾吉良吉田方面[4]
上り 新安城金山名鉄名古屋方面[4]

配線図

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碧海古井駅 構内配線略図

新安城・
名古屋方面
碧海古井駅 構内配線略図
西尾・
吉良吉田方面
凡例
出典:[5]


利用状況

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  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は1,016人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中223位、 西尾線・蒲郡線(23駅)中13位であった[6]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は969人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中224位、 西尾線・蒲郡線(24駅)中14位であった[7]

『愛知県統計年鑑』『安城の統計』各号によると、年間および一日平均の乗降人員の推移は以下の通りである。

乗降人員の推移
年間
乗降人員
一日平均
乗降人員
備考
総数定期総数定期
1955(昭和30)年度70,00038,000192[8]
1956(昭和31)年度98,00048,000268[9]
1957(昭和32)年度125,00062,000343[10]
1958(昭和33)年度
1959(昭和34)年度88,24053,160241[11]
1960(昭和35)年度81,85955,080224[11]
1961(昭和36)年度86,21559,160236[11]
1962(昭和37)年度100,21971,760285[11]
1963(昭和38)年度121,06687,840331[11]
1964(昭和39)年度248,204204,120680[11]
1965(昭和40)年度487,451364,5601,336[11]
1966(昭和41)年度538,491408,7801,475[11]
1967(昭和42)年度451,341349,0801,233[11]
1968(昭和43)年度413,261323,1001,132[11]
1969(昭和44)年度342,300280,600940[11]
1970(昭和45)年度257,600214,900710[12]
1971(昭和46)年度230,957185,040641[12]
1972(昭和47)年度219,655172,200609[12]
1973(昭和48)年度215,349165,540590[12]
1974(昭和49)年度252,549197,820700[12]
1975(昭和50)年度245,518187,140680[12]
1976(昭和51)年度234,578178,860650[12]
1977(昭和52)年度240,876182,940667[12]
1978(昭和53)年度252,601193,140699537[12]
1979(昭和54)年度275,219202,800762563[12]
1980(昭和55)年度273,602201,060756559[13]
1981(昭和56)年度265,274196,200735545[13]
1982(昭和57)年度292,356225,240810626[13]
1983(昭和58)年度284,434208,020787578[13]
1984(昭和59)年度278,610197,040771547[13]
1985(昭和60)年度271,734190,200751528[13]
1986(昭和61)年度286,207190,260791529[13]
1987(昭和62)年度314,540219,660870610[13]
1988(昭和63)年度317,095220,800878613[13]
1989(平成元)年度310,660212,880860591[13]
1990(平成02)年度311,836222,420863618[14]
1991(平成03)年度330,654236,040914656[14]
1992(平成04)年度349,834250,260969695[14]
1993(平成05)年度347,933251,940963700[14]
1994(平成06)年度347,171256,500960713[14]
1995(平成07)年度342,204252,720947702[14]
1996(平成08)年度337,320241,140934670[14]
1997(平成09)年度329,985234,720913652[14]
1998(平成10)年度337,914239,700935666[14]
1999(平成11)年度325,534231,720901644[14]
2000(平成12)年度320,288222,060885617[14]
2001(平成13)年次308,317217,320853604[15]
2002(平成14)年次296,782210,720822585[15]
2003(平成15)年次290,279207,180803576[15]
2004(平成16)年次305,642223,860846622[15]
2005(平成17)年次305,884228,900847636[15]
2006(平成18)年次310,445235,500860654[15]
2007(平成19)年次326,926238,260904662[15]
2008(平成20)年次359,969244,680996680[15]
2009(平成21)年次341,177231,180943642[16]
2010(平成22)年次335,074229,140926637[16]
2011(平成23)年次339,718237,120938659[16]
2012(平成24)年次352,322247,200974687[16]
2013(平成25)年次367,327259,4401,016721[16]
2014(平成26)年次376,794261,3601,042726[16]
2015(平成27)年次396,492277,9201,096772[16]
2016(平成28)年次407,583288,0601,128800[16]
2017(平成29)年次430,111307,6201,189855[16]
2018(平成30)年次446,025316,5001,235879[16]
2019(令和元)年次455,765327,6601,260910[1]
2020(令和02)年次353,351267,480979743[1]
2021(令和03)年次385,511287,4601,067799[1]
2022(令和04)年次406,005295,4401,123821[1]

斜体の値は千人単位(千人未満四捨五入)
* 千人単位からの概算値

駅周辺

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駅付近は住宅地となっており、少し離れた西側を通る道路沿いにはスーパーマーケットドラッグストアがある。西へ進むと小学校に至るが、その辺りは田畑が大きく広がる。駅東側には神社があり、古墳が点在する。東へ進むと鹿乗川に至る。安城更生病院は西へ1km程度。

隣の駅

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名古屋鉄道
GN 西尾線
特急急行
通過
急行(平日朝1本特別停車)
南安城駅 (GN02) - 碧海古井駅 (GN03) - 桜井駅 (GN05)
普通
南安城駅 (GN02) - 碧海古井駅 (GN03) - 堀内公園駅 (GN04)

脚注

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  1. ^ a b c d e 安城市企画部経営管理課(編) 『安城の統計 60』、安城市、2023年、33頁
  2. ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、255頁。ISBN 978-4777013364 
  3. ^ 生田誠『名鉄の支線、廃線』 上巻、アルファベータブックス、2020年、23頁。ISBN 978-4865988611 
  4. ^ a b 碧海古井(GN03)(へきかきふるい) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  5. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  6. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  7. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  8. ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和32年刊行』、愛知県、1957年、322頁
  9. ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和33年刊行』、愛知県、1958年、338頁
  10. ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和34年刊行』、愛知県、1959年、382頁
  11. ^ a b c d e f g h i j k 安城市市長公室企画課(編) 『安城の統計 7』、安城市、1970年、18頁
  12. ^ a b c d e f g h i j 安城市市長公室企画課(編) 『安城の統計 17』、安城市、1980年、24頁
  13. ^ a b c d e f g h i j 安城市市長公室企画課(編) 『安城の統計 27』、安城市、1990年、32頁
  14. ^ a b c d e f g h i j k 安城市企画部企画政策課(編) 『安城の統計 38』、安城市、2001年、32頁
  15. ^ a b c d e f g h 安城市企画部経営管理課(編)『安城の統計 46』、安城市、2009年、32頁
  16. ^ a b c d e f g h i j 安城市企画部経営管理課(編)『安城の統計 56』、安城市、2019年、33頁

関連項目

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外部リンク

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