石黒昭博
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石黒 昭博(いしぐろ てるひろ、1934年1月7日 - 2013年6月12日)は、日本の英語学者。 同志社大学名誉教授・徳島文理大学名誉教授。
生成文法の研究者であり、英語教育の教科書も多い。
経歴
[編集]大阪府出身。
1956年、同志社大学文学部英文学科卒業、大阪市立高校英語教師に就任。 1961年、同志社大学大学院に入り、1964年に修士課程修了、文学部助手就任。
1966年、オハイオ州立大学で修士号取得。 1992年、「近代英語における主語の概念」で同志社大学より英文学博士の学位を取得。 その後、同大学助教授、教授を経て2003年に定年退職し名誉教授に就任。 その後、徳島文理大学文学部長に就任し2008年に退職。
著書
[編集]共編著
[編集]- 『不定詞の整理と点検』(研究社出版、大学入試英語対策文庫12) 1974.10
- 『動名詞・分詞の整理と点検』(研究社出版、大学入試英語対策文庫13) 1974.10
- 『文化さまざま』(ジェイムズ・カーカップ共編著、成美堂) 1983.1
- 『知識新発見』(A・ジーン・タッカー共著、美誠社) 1989.6
- 『世界の英語小辞典』(研究社出版、小事典シリーズ) 1992.12
- 『大学総合リスニング』(Ian Ruxton共著、郁文堂) 1998.4
- 『大学英文法演習』(高尾典史共著、郁文堂) 1998.4
- 『英検準1級・TOEICの総合演習』(赤楚治之, 柳善和共著、英宝社) 1998.1
- 『総合教材:英国の伝統・文化に触れる』(S・ゲイツ共著、英宝社) 1998.1
- 『大学英文法A to Z 最重要項目の整理と演習』(山内信幸, 北林利治共著、金星堂) 1999.1
- 『イギリス若者事情』(Shaun Gates, 北林利治共著、郁文堂) 1999.4
- 『英検2級合格への実践演習』(伊藤徳文, 石崎一樹共著、英宝社) 2001.1
- 『「橋渡し」英作文』(山内信幸共著、金星堂) 2002.1
- 『英和翻訳入門』(畠中康男共著、南雲堂、セメスターシリーズ) 2003.3
- 『英文手紙演習』(畠中康男, 竹本明義共著、南雲堂、セメスターシリーズ) 2003.3
- 『現代若者文化事情 日米比較』(William Essig共著、郁文堂) 2003.4
- 『言語研究の接点 理論と記述』(山内信幸共著、英宝社) 2004.6
翻訳
[編集]- 『図解 考古学序説』(L・ド・パオール、学生社) 1974
- 『現代言語学の背景 展望と現状』(J・T・ウォーターマン、上野直蔵共訳、南雲堂) 1975
- 『ことばともの 言語論序説』(ロジャー・ブラウン、研究社出版) 1978.1
- 『空からみた考古学』(レオ・デューエル、学生社) 1983.10
- 『21世紀への手紙』(けいはんな編、鍋倉健悦共訳、平凡社) 1991.5
参考文献
[編集]- 「言語学者としての石黒先生、教育者としての石黒先生を語る - 石黒昭博先生のご退職に際して」(中井悟)[1]