宮城県石巻高等学校
表示
(石巻高等学校から転送)
宮城県石巻高等学校 | |
---|---|
北緯38度25分33.2秒 東経141度17分57.7秒 / 北緯38.425889度 東経141.299361度座標: 北緯38度25分33.2秒 東経141度17分57.7秒 / 北緯38.425889度 東経141.299361度 | |
過去の名称 | 宮城県石巻中学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 宮城県 |
校訓 | 真実 自律 友愛 |
設立年月日 | 1923年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
設置学科 | 普通科 |
学校コード | D104212020013 |
高校コード | 04110G |
所在地 | 〒986-0838 |
宮城県石巻市大手町3-15 | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
宮城県石巻高等学校(みやぎけんいしのまきこうとうがっこう)は、宮城県石巻市大手町にある県立高等学校。通称は「石高」(せきこう)。
概要
[編集]1923年(大正12年)に創立された石巻中学校(旧制)が前身。校章は鎌倉時代にこの地を治めていた初代奥州総奉行である葛西清重の家紋に因んだ「三つ柏」が使用されている[1]。自由な校風を標榜しており、制服などはない。県の県立高校再編の一環として、定時制課程は2005年度から生徒募集を停止(2007年度閉講)し東松島高校への集約が図られた。また創立以来、一貫して男子校だったが2006年度から男女共学化された。全日制課程で普通科設置。
沿革
[編集]- 1923年
- 4月1日 - 前身の宮城県石巻中学校が開校。
- 5月6日 - 創立記念式を挙行。
- 1933年 - プール新設・校庭設備
- 1948年
- 4月 - 学制改革により宮城県石巻高等学校となる。
- 7月 - 定時制課程を設置
- 8月 - 前谷地分校設置。
- 11月 - 矢本分校設置。
- 1949年 - 女川分校設置。
- 1952年 - 前谷地分校・矢本分校それぞれ独立。それぞれ宮城県前谷地高等学校(1966年閉校)・宮城県矢本高等学校(2008年閉校)となる。
- 1953年 - 体育館兼講堂竣工
- 1956年 - 通信教育石巻地区協力校開講式
- 1958年 - 火災で校舎1660平方メートル焼失
- 1959年
- 1月 - 火災で校舎578.5平方メートル焼失
- 7月 - 寄宿舎「北辰寮」竣工
- 1960年 - 西校舎竣工
- 1973年 - 女川分校、宮城県女川高等学校として独立。
- 1974年 - 石巻商業高校の旧校舎・校地を当校に移管。
- 1977年 - 通信教育石巻地区協力校廃止
- 1979年 - 木造校舎解体
- 1980年 - 「北辰寮」廃止。(1982年解体)
- 1987年 - 武道館竣工
- 1993年3月 - 第一体育館(木造)解体
- 1998年 - 鰐陵会館竣工
- 2005年 - 定時制課程の生徒募集停止。(2008年閉講)
- 2006年 - 共学化に伴い、女子生徒の受け入れ開始。
- 2009年 - 「光の扉」建立
部活動
[編集]運動部
学芸部
歴代校長
[編集]- 初代校長 - 野口秀敏(1922年)
- 2代校長 - 大竹良護(1940年)
- 3代校長 - 浅野直久(1943年)
- 4代校長 - 前野善代治(1946年)
- 5代校長 - 勝又朝頼(1949年)
- 6代校長 - 塩沢亮(1956年)
- 7代校長 - 山本林(1959年)
- 8代校長 - 一場武之(1963年)
- 9代校長 - 駒板泰一(1965年)
- 10代校長 - 佐々木賢太郎(1968年)
- 11代校長 - 熊谷彬(1975年)
- 12代校長 - 引地博(1977年)
- 13代校長 - 小坂泰一(1982年)
- 14代校長 - 小泉茂樹(1984年)
- 15代校長 - 熊谷一男(1987年)
- 16代校長 - 岡崎智徳(1989年)
- 17代校長 - 穂積岳(1992年)
- 18代校長 - 若松武徳(1994年)
- 19代校長 - 高橋弘(1997年)
- 20代校長 - 久保田齊(1999年)
- 21代校長 - 狩野誠人(2001年)
- 22代校長 - 鈴木孝資(2004年)
- 23代校長 - 氷室眞也(2007年)
- 24代校長 - 須藤亨(2010年)
- 25代校長 - 三国清美(2012年)
- 26代校長 - 小玉卓夫(2014年)
- 27代校長 - 小松敦(2016年)
- 28代校長 - 神成浩志(2018年)
著名な卒業生
[編集]→「Category:宮城県石巻高等学校出身の人物」も参照
- 高橋英吉(彫刻家)
- 石母田正(日本史学者)
- 奥山興悦(裁判官)
- 扇谷正造(ジャーナリスト)
- 天津敏(俳優)
- 中村雅俊(俳優)
- 北原耕也(作家)
- 辺見庸(作家)
- 佐々木岳久(美術家)
- 安住淳(衆議院議員、元財務大臣)
- 畠山和也(元衆議院議員)
- 菅野壽(元参議院議員)
- 須田善明(女川町長)
- 半海一晃(俳優)
- 亀山助清(声優)
- 遠藤正明(男性歌手、作詞家、作曲家)
- 木村和久(評論家)
- 木村博之(グラフィックデザイナー、TUBE GRAPHICS代表)
- 菅原隆拓(防衛省人事教育局長)
- 守屋周(東北放送アナウンサー)
- 和泉耕二(作曲家、大阪音楽大学教授)
- 土井喜美夫(元石巻市長)
- 亀山紘(元石巻市長、元石巻専修大学教授)
- 岩渕明(機械工学者、元岩手大学学長、元日本機械学会副会長)
- 大谷尚文 (仏文学者、元石巻専修大学教授)
- 荒川憲一(戦史学者、防衛大学校教授)
- 黒須英之(山形テレビ元アナウンサー)
- 佐藤大和(弁護士)
- 大和優雅(映画監督)
- 津田喜章(NHKアナウンサー)
アクセス
[編集]姉妹校
[編集]- 宮城県石巻商業高等学校(以前は校舎が隣接して建っていた)
光の扉
[編集]2008年(平成20年)に交通事故で亡くなった二人の生徒を偲び、交通事故の教訓を風化させないために「光の扉」を制作し、校地内に設置した[要出典]。
脚注
[編集]- ^ 校章・校訓・教育目標 - 宮城県石巻高等学校(2020年11月15日閲覧)
- ^ アクセス - 宮城県石巻高等学校(2020年11月14日閲覧)