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石川門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石川門
イネ属 Oryza
イネ O. sativa
交配 一本〆×予236
亜種 ジャポニカ O. s. subsp. japonica
品種 石川門
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石川門(いしかわもん)は、2007年平成19年)に石川県で育成されたイネ(稲)の品種[1]。品種名は、金沢城址に現存する門の名称から付けられた[1]

概要

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五百万石」の耐倒伏性・耐冷性を改善する品種として、「豊杯」と「五百万石」を交配した「一本〆」を花粉親、「フクヒカリ」と「五百万石」を交配した「予236」を種子親とする交配によって育成された[1]

熟期は早生で、耐倒伏性と耐病性は中、耐冷性は強[1]千粒重は26.3g[1]

心白の発現率は高く、点状や線状の心白が現れることが多い[1]。「五百万石」よりさらに精米が可能なため、上級酒向けとして普及している[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 副島 2017, p. 11.

参考文献

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  • 副島, 顕子『酒米ハンドブック』(改訂版)文一総合出版、2017年7月31日。ISBN 9784829981535 

関連項目

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