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石川良輔(いしかわ りょうすけ、1931年1月3日- )は、日本の昆虫学者、東京都立大学名誉教授。初期には膜翅目の系統分類学の研究に携わり、やがてオサムシの種分化の研究を開拓した。
京都府生まれ。横浜国立大学理学部生物学科卒業。九州大学大学院農学研究科昆虫学専攻博士課程満期退学。1971年「日本産コツチバチ属の検討」で、理学博士(北海道大学)。国立科学博物館研究員、東京都立大学理学部教授、95年定年退官、名誉教授[1]。
- 『オサムシを分ける錠と鍵』八坂書房 1991
- 『うちのカメ オサムシの先生カメと暮らす』八坂書房 1994
- 『昆虫の誕生 一千万種への進化と分化』1996 中公新書