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石川県道126号宇野気停車場線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一般県道石川県道
石川県道126号標識
石川県道126号
宇ノ気停車場線
路線延長 0.609km
陸上区間 0.609km
制定年 1960年昭和35年)
起点 JR宇野気駅
石川県かほく市森)
主な
経由都市
かほく市
終点 宇ノ気大橋交差点
(かほく市宇野気)
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

石川県道126号宇ノ気停車場線(いしかわけんどう126ごう うのけていしゃじょうせん)は、石川県かほく市宇ノ気地区内にある一般県道(石川県道)である。

概要

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かほく市宇ノ気地区の中心地にある宇野気駅と石川県道59号高松津幡線とを結ぶ。かつては、宇ノ気交差点で国道159号(通称・産業道路、現在は市道に降格)と接続していた。起点から、JR七尾線に沿って弧を描くように宇野気地区を南下し、終点に至る。

現況

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2000年代前半までは車道のみで構成され、両側幅員6.0m(片側3.0m)の道路であった。沿道には駅前から続く商店や民家が連なっており、特に本町地内ではカーブしていることから見通しが悪かった。これを解決すべく、2000年代後半からは道路の拡幅が行われ、同時に街並みを修景するプロジェクトが進められている。これにより、車道は両側9.0m(片側4.5m)に拡幅し、うち両側3.0m(片側1.5m)には停車帯が設置される。また、新たに車道両側に幅員2.5mの歩道が設置され、街路樹も植えられる。後述の第1期工事完了に合わせて、歩道には沿線のかほく市立宇ノ気小学校の児童が作成したレリーフが埋め込まれている。

車道中央部には、中央線の白実線に沿って、地下水による消雪パイプ(融雪装置)が設置されている。この消雪パイプは、上水道配水管工事と合わせて1,000万円[2]で設置された。石川県内の町や村の道路に消雪パイプが設置されたのは、これが初めてであった。

沿道には県道番号標識が立てられていない。県道であると認識できるものとして、終点の宇ノ気大橋交差点に設置されている案内標識がある。この案内標識には当県道方向の矢印に当県道番号が付されている。

歴史

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  • 1956年昭和31年):宇野気駅前202mを60万円(宇ノ気町負担15万円)かけて舗装。
  • 1957年(昭和32年):宇野気駅前240mを100万円(宇ノ気町負担25%、地元25%)かけて舗装。
  • 1958年(昭和33年):197mを舗装。
  • 1960年(昭和35年):県道宇ノ気津幡線(現在の石川県道59号高松津幡線)と合わせて、舗装260mを150万円かけて舗装。これにより、全区間舗装完了。
  • 1960年(昭和35年)10月15日:路線認定。
  • 1971年(昭和46年)12月:融雪装置設置。
  • 2005年平成17年)9月:都市計画道路宇ノ気狩鹿野線「街なか再生・目抜き通り整備事業」の第1期工事(220m)開始。
  • 2007年(平成19年)3月:上記第1期工事(220m)が完了。
  • 2009年(平成21年)5月30日:「都市計画道路宇ノ気狩鹿野線」を「都市計画道路宇野気ふれあい通り線」に改称。
  • 2011年(平成23年)2月現在、上記第2期工事が進められている。

接続道路

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道路の通称

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  • ふれあい通り
    • 道路の通称名を標す案内標識(119-A、119-B、119-C)の替わりに、歩道部に「ふれあい通り」と標した標石が立てられている。

周辺

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その他

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  • 当県道の法定路線名に使われている「うのけ」は、駅名や周辺の大字名などで使われている「宇野気」ではなく、旧自治体名や河川名などで使われている「宇ノ気」である。

参考文献

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  • 『道路現況調書』 石川県土木部道路整備課、2009年
  • 『石川県宇ノ気町史』 宇ノ気町史編纂委員会、1970年

脚注

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  1. ^ 『道路現況調書』(石川県土木部道路整備課、2010年)に明示されている「起終点」には「石川県かほく市宇野気森レ87番2地先」となっているが、これは誤植である。
  2. ^ 内訳は、石川県費補助200万円、借入金400万円、地元負担金200万円と水道費400万円であった。

関連項目

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