石川桂堂
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石川 桂堂(いしかわ けいどう、明治11年(1878年)8月‐没年不明)は明治時代の日本画家。
来歴
[編集]尾形月耕の門人。通称は喜造。本名は素。華香楼、木魚庵とも号す。会津の長尾氏の出身で、後に石川氏の養子となっている。幼時より絵画に志し、始めは兄の長尾東仙による手ほどきを受け、その後に築地時代(明治37年以降)の月耕に師事している。美術研精会の会員となり、同会の展覧会などに作品を出品している。また、帝国絵画協会の会員でもあった。
作品
[編集]- 「林和靖図」 絹本着色 桃投伸二コレクション
- 「白虎隊之図」紙本墨画 会津若松市立会津図書館所蔵
参考文献
[編集]- 美術誌『Bien(美庵)』Vol.45(2007年秋号 藝術出版社) 特集「尾形月耕とその一門」 岩切信一郎・悳俊彦・瀬木慎一・福富太郎・桃投伸二 恵比寿堂ギャラリー/ギャラリー紅屋、ISBN 978-4-434-10956-0