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石井次郎 (地質学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

石井 次郎(いしい じろう、1923年12月18日-1992年4月1日[1])は、日本地質学者理学博士北海道大学)。

北海道出身。北海道札幌師範学校付属小学校卒業。北海道庁立札幌第二中学校卒業。1946年北海道帝国大学理学部卒業。1946年同応用電気研究所助手。1955年北海道大学大学院(旧制)理学研究科修了。同理学部助手。北海道札幌西高等学校定時制教諭や、北海道農業専門学校教師を経て、1961年に北海道大学にて「北海道第四紀火山噴出物の風化過程」で理学博士受く[2]。1961年北海道大学水産学部助教授。1968年東海大学海洋学部札幌教養課程教授。1988年北海道東海大学工学部教授。1992年3月31日北海道東海大学定年退職。1992年4月1日に急性心不全のため逝去。1992年4月東海大学名誉教授の称号を受く[3]

研究

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海洋地質学が専門。特に、積丹半島沖海底の希少金属レアメタルの資源調査や、地質構造を研究。1986年には北海道東海大学海洋調査船「望星丸二世」に乗船して海底岩石採取や海底岩石撮影を行う[4]

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  1. ^ 『北海道人物・人材リスト 2004』日外アソシエーツ、2003.12、137頁
  2. ^ 博論データベース
  3. ^ 以上につき戸苅賢二「石井次郎会員を悼む」『地質学雑誌 98巻2号』1992.8、823頁
  4. ^ 上掲『北海道人物・人材情報リスト 2004』137頁