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石丸由佳

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石丸 由佳
生誕 (1984-12-07) 1984年12月7日(39歳)
出身地 日本の旗 日本 新潟県新潟市
学歴 東京藝術大学器楽科オルガン専攻
デンマーク王立音楽院
ヨーテボリ大学
シュトゥットガルト音楽・演劇大学
ジャンル クラシック
ポップス
職業 オルガン奏者
担当楽器 オルガン
レーベル オルガヌム・クラシックス
キングインターナショナル
キングレコード
公式サイト http://yukaishimaru.pecori.jp/

石丸 由佳(いしまる ゆか、1984年12月7日 - )は、日本オルガン奏者新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)の4代目専属オルガニスト[1]

人物[編集]

東京藝術大学器楽科オルガン専攻卒業、同大学院修士課程修了。安宅賞、アカンサス音楽賞、同声会賞、及び大学院アカンサス音楽賞受賞。 デンマーク王立音楽院、及びドイツ国立シュトゥットガルト音楽大学にてソリストディプロマ取得。

オルガンを廣野嗣雄廣江理枝ハンス・ファギウスルドガー・ローマン、チェンバロを大塚直哉鈴木雅明の各氏に師事。

2010年シャルトル国際オルガンコンクールで優勝、併せてJ.アラン賞受賞。ヨーロッパ10カ国以上に渡り各地音楽祭へ招待され、シャルトル大聖堂やパリのノートルダム大聖堂マドレーヌ寺院等でリサイタルを行う。2011年度文化庁在外研修派遣員。 レナード・スラットキン指揮/リヨン国立管弦楽団ヨハネス・クルンプ指揮/シュトゥットガルト州立管弦楽団、国内では日本フィルハーモニー交響楽団東京フィルハーモニー交響楽団神奈川フィルハーモニー管弦楽団名古屋フィルハーモニー交響楽団シエナウインドオーケストラ等と共演。小林研一郎井上道義チョン・ミョンフン等の著名な指揮者からの信頼も厚い。

日本各地でソロコンサートを開催している他、地元のTeNYテレビ新潟NHKラジオ等に出演、Kバレエカンパニー/バレエジェンツとの共演や今井麻美アコースティックライブへのゲスト出演、平原綾香のライブサポートメンバーとして参加、NHK紅白歌合戦のサポートとして出演、テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHK「うたコン」等、多数のメディアに出演するなど幅広く活動し、パイプオルガンの普及に努めている。

オルガヌム・クラシックス(国内盤:キングインターナショナル)、キングレコードよりCDをリリース、レコード芸術誌の準特選盤に選ばれる。 ココペリオルガンスタジオ主宰。

情熱的で豊かな音楽性と高度な演奏テクニック、楽器の個性を活かした緻密なレジストレーションは各所で高い評価を受けている。 2020年4月から新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあオルガニストに就任、2024年4月から第5代所沢ミューズホールオルガニストに就任。

[出典:[2][3][4]

ディスコグラフィー[編集]

  • 2015年12月5日発売、CDアルバム『オルガン・リサイタル~バッハ、リスト、メンデルスゾーン、ブラームス、ラインベルガー』-(輸入盤:Organum Classics 国内盤:キングインターナショナル
  • 2019年9月11日発売、CDアルバム『オルガン・オデッセイ』-(キングレコード
  • 2022年10月5日 発売、CDアルバム『死の舞踏~悪魔のパイプオルガン』-(キングレコード)
  • 2023年11月15日発売、CDアルバム『パイプオルガンのクリスマス』-(キングレコード)
  • 2024年3月13日発売、CDアルバム『瑠璃色の地球 ~風のうた パイプオルガンで聴く想い出のポップス』-(キングレコード)

[5]

出典[編集]

  1. ^ 「特別な楽器は新潟の誇り」りゅーとぴあ専属オルガニスト・石丸由佳さん退任 ユニーク企画でパイプオルガンの魅力発信、3月16日ラストリサイタル”. 新潟日報デジタルプラス (2024年3月10日). 2024年7月3日閲覧。
  2. ^ Biography | Yuka Ishimaru official web”. yukaishimaru.pecori.jp. 2024年7月3日閲覧。
  3. ^ 横田宗隆 『石丸由佳1st Album CD情報』
  4. ^ Michael G. Kaufmann 『石丸由佳1st Album ブックレットP54』
  5. ^ 石丸由佳”. キングレコードオフィシャルサイト. 2024年7月3日閲覧。

外部リンク[編集]