石上寺 (熊谷市)
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石上寺 | |
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所在地 | 埼玉県熊谷市鎌倉町36 |
位置 | 北緯36度08分38秒 東経139度22分52秒 / 北緯36.144022度 東経139.381155度座標: 北緯36度08分38秒 東経139度22分52秒 / 北緯36.144022度 東経139.381155度 |
山号 | 星河山[1] |
院号 | 千手院[1] |
宗旨 | 新義真言宗[1] |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 千手観音[1] |
創建年 | 寛永年間 |
開山 | 栄光上人[1] |
開基 | 竹井新左衛門信武[1] |
正式名 | 千手院星河山石上寺 |
法人番号 | 5030005013205 |
石上寺(せきじょうじ)は、埼玉県熊谷市鎌倉町にある真言宗智山派の寺院である。山号は星河山。本尊は千手観音。
歴史
[編集]当寺は千手院星河山と称し、寛文11年(1671年)栄光上人が開山。開基は竹井新左衛門信武(寛永15年(1638年)9月26日)。1873年(明治6年)1月25日火災により、本堂、庫裡、寺宝等を失った。1921年(大正10年)1月墓地を大原に移し、1933年(昭和8年)庫裡を新築した。1945年(昭和20年)8月熊谷空襲のため本堂など焼失した。その後、妻沼地区の農家より仏堂を譲り受け仮本堂として2009年(平成21年)まで使用していた。宮大工の小川三夫棟梁により2年がかりで現在の新本堂が再建された。
度重なる荒川の洪水を治めるため、熊谷を支配していた鉢形城主北条氏邦は、天正2年(1574)松岩寺あたりから石上寺先あたりまで堤を築いた(北条堤)。現在も高所である。築堤後も堤の決壊に繰り返しみまわれ、その加護を願って堤の傍に建てられたのが石上寺である。石を積んだ上に建てられた寺という意味である。
モース博士像
[編集]1879年(明治12年)8月13日、林有章など地元の有力者が発起人となり境内の学舎でモースの講演会を開催。モースはダーウィン説に基づく「進化論」を通訳付きで熱弁した。当時の日本人には衝撃的で、聴衆からは批判された。埼玉県初の外国人科学者講演の地として「モース博士像」が置かれている。
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 熊谷市史編さん室『熊谷市史 通史編』熊谷市、1983年
- 『熊谷市郷土文化会誌』熊谷市郷土文化会、第63号、2007年
- 「熊谷町 石上寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ220大里郡ノ2、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764010/13。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 石上寺 猫のあしあと