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矢口純

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

矢口 純(やぐち じゅん、1921年4月18日 - 2005年4月30日)は、日本の編集者、エッセイスト。

人物・来歴

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東京雑司ヶ谷生まれ。本名読み・きよし。父は英文学者・矢口達。1943年早稲田大学政経学部を繰り上げ卒業し入隊、敗戦時には仙台陸軍飛行学校の将校生徒。千葉県誉田村会議員を務める。1948年婦人画報社に入社、『博愛』編集長として出向、十返千鶴子が編集員だった。1950年『婦人画報』編集部に戻る。55年、石原慎太郎は「太陽の季節」が芥川賞をとる前に編集部を訪ね、矢口がルポ「スポーツ・ゲート」を連載させた。62年取締役編集長となり、銀座の酒場で山口瞳と知り合い、「江分利満氏の優雅な生活」を連載させる[1]。68年株式会社サン・アド入社、取締役企画本部長として洋酒の宣伝を仕事とする。日本ペンクラブ理事として会長川端康成高見順の下で仕事をする。

著書

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  • 『滋味風味 対談』東京書房社 1970
  • 『私の洋酒ノート』大泉書店 1971
  • 『酒を愛する男の酒』新潮社 1977 のち文庫
  • 『酒の肴になる話』新潮社 1985
  • 『ウイスキー讃歌 いまこそ<生命の水>のとき』集英社文庫、1986 
  • 『ワイン・ギャラリー 栄光の美酒への招待』集英社文庫、1986
  • 『東京の雑木林』福武書店 1991

参考

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脚注

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  1. ^ 江國滋『鬼たちの勲章』