着氷計
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着氷計(ちゃくひょうけい、英語: ice accretion indicator i)は、氷・霜・雨氷あるいは着氷性の霧雨を計測するために使用するものである。
長さ38cm、幅4~5cmのL字型のアルミニウム製の器具である[1][2]。
通常、百葉箱に取り付けられ、約1メートル (3 ft 3 in)地上から離して設置されるが[2]、人工熱源から離れた他の場所に設置することも可能である。気象観測所には2つ設置され、気象観測のたびに交換される。予備の計器は、常に外気の温度に合わせて使用できる状態にしておく必要があり、通常は百葉箱の中に収納しておく[3]。
観測者が指示器に氷や霜が付着していることを確認した場合、「rime icing on indicator」および「FROIN」(frost on indicator)といった用語で、次の気象観測で連絡する必要がある。着氷計は外気にさらされ、水平に保たれているため、氷点下の降水を観測するための最適な表面となる。
脚注
[編集]- ^ “Ice accretion indicator”. www.answers.com. 2012年10月9日閲覧。
- ^ a b “Ice accretion indicator”. Glossary of meteorology. American Meteorological Society. 2012年10月9日閲覧。
- ^ 3.4.2.4 Ice accretion indicator